「自動修復を準備しています」が終わりません…

部品故障の可能性もあり、油断だけは禁物です!

パソコンの電源を投入し「自動修復を準備しています」が始まりました。「 PC を診断中 」、「ディスクエラーを確認しています…」と進みましたが、なかなか終わりません。どのようなトラブルが起きているのでしょうか???

これは大きく分けて 2 パターンの原因があります。まずは「自動修復のプログラム自体が壊れている」ケースです。プログラムに問題があれば、終わらないといった不具合を起こします。

また「ハードディスクが壊れている(末期症状)」ケースもあります。ハードディスクが末期症状になると、処理が極端に遅くなります。そのため、いつになっても終わらないという現象を起こします。

そしてその判断方法ですが、「読み込みの時間」がポイントです。これはハードディスクが末期症状であれば、応答速度が遅くなり、処理に時間がかかるためです。そこで対処法としては、回復ドライブからの修復を試します。

回復ドライブからの修復を試す理由ですが、こちらのプログラムには問題がないため、残る要因はハードディスク故障に切り分けできます。そして回復ドライブからの修復ですんなり終われば、プログラムの問題ですし、もし回復ドライブでも時間がかかるようなら、何かしらの部品が故障しています。

それでは「自動修復を準備しています」が終わらないの修復方法について注意点を中心にレポートします。

「自動修復を準備しています」が終わらない原因

Windows10、8 に起動ができないトラブルが起きると、自動的に「自動修復を準備しています」が始まり、そのトラブルを直します。この自動修復は、自分で自分を直す自己修復機能です。そしてもし自動修復が始まるなら、Windows システムに何かしらのトラブルが既に起きており、そのトラブルを直そうとしています。それではなぜ自動修復が終わらないのでしょうか?

まず考えられるのは、自動修復自体のトラブルです。もし自動修復のプログラム自体が壊れていれば、正常に動作しないため、終わらないといった不具合を起こします。また次に考えられるのは、部品故障(末期症状)です。ハードディスクが末期症状になると、処理が極端に遅くなります。そのため、いつになっても終わらないという現象を起こします。

自動修復のプログラム自体が壊れている
Windows7 には「スタートアップ修復」という Windows10、8 の「自動修復」と同じ自己修復機能が搭載されています。そしてスタートアップ修復時代から、Windows トラブルと一緒にこの修復機能が壊れてしまうなんてこともありました。むしろ、この修復機能も壊れていて役に立たないケースはよくある話だったりします。

対処法としては、回復ドライブ( USB 版の自動修復)を作成して、Windows トラブルを直します。ちなみに、こちらの当社実績ブロクの記事「 「スタートアップ修復が終了しない」の起動修復 Sony Vaio 」では、スタートアップ修復が終わらないものの、Windows DVD から修復に成功した事例です。* Windows7(Vista)は自動修復の名称がスタートアップ修復でした。もちろん、機能は Windows10、8 の自動修復と同じです。

部品故障(末期症状)
ある日突然、故障するケースもあれば、どんどん弱り、最後に故障するという末期症状もあります。まだかろうじて動作していますが、近いうちに動作不能(故障)になります。なお、末期症状になる前に、前兆のような症状が出ることもあります。この「自動修復」画面を何回か見たことがある、強制終了したらこうなったというケースは特に要注意です。

「自動修復を準備しています」が終わらないだけの症状では、自動修復のプログラム自体が壊れているのか、部品故障なのかを判断することはできません。そこで処方箋としては、回復ドライブ( USB 版の自動修復)から「自動修復」を行います。ハードディスクに故障がなければすんなり終わりますので、簡単に切り分けできます。なお、ハードディスクの容量ギリギリまでお使いですと回復ドライブの作業でも時間がかかります。6時間くらいは正常な範疇と判断しても良いかと思います。

この回復ドライブですが、修復するマシンで作成することはできません。違うマシンで作成します。職場内や家族のパソコンで「回復ドライブ」を作り、トラブルの起きているパソコンで使います。作成方法については、 Windows10 回復ドライブの作り方Windows8 回復ドライブの作り方 で確認してください。

ちなみに、Windows10 回復ドライブの作り方の動画を作成しました。注意点も載せていますのでぜひご確認ください。こちらの動画は合計で 3 分 20 秒あります。Youtube の字幕機能を使っております。文字が出ない場合は、Youtube の字幕をオンにしてください。音は出ません。

Windows10 回復ドライブの作り方です。

「自動修復を準備しています」が終わらない時の注意点

回復ドライブのプログラムは正常です。これで Windows10、8 のトラブルを直すことができます。ただし、部品故障が原因で Windows トラブルが発生している場合もあります。悪化を防ぐためにも作業中は放置せず、注意深く見守ってください。特に以下の症状がある場合は要注意です。

「自動修復」の画面を何回か見たことがある
トラブル発生時に自分で自分を直す自己修復ツールです。そのため、この画面を何回か見たことがあれば頻繁にトラブルが起きていたということになります。もちろん、たまたまの偶然というケースもありますが、これらは故障の前兆だったというケースもあります。少しずつ劣化して弱くなっていくような経年劣化的なイメージです。

強制終了したらこうなった
インターネット使用中やファイルを開こうとしてフリーズした、また動作が極端に遅くなったなどで「強制終了したら」この症状になったというケースでは、プログラムの暴走も考えられますが、部品故障もひとつの原因として考えられます。ちなみに「自動修復の画面を何回か見たことがある」は経年劣化ですが、こちらは突然壊れたイメージです。

回復ドライブでの起動に時間がかかる
回復ドライブのプログラムは正常です。そこで回復ドライブからの起動でも読み込みに 1 分以上かかる場合は部品故障の可能性があります。なお、ハードディスクのアクセスランプが点灯状態であれば、応答速度が極端に落ちているため、故障と判断して間違いありません。また消灯している場合は、回復ドライブを作り直して試してください。

修復に 3 時間を超える
回復ドライブから自動修復が始まっても、まだまだ注意は必要です。あくまでも Windows の修復しか行いませんので、膨大な時間はかかりません。よくあるトラブルなら 1 時間以内です。そして 3 時間を超えれば異常な範疇と言えるでしょう。放置して 24 時間待つなら、長くても 6 時間くらいで止めたいところです。

「自動修復を準備しています」が終わらない時の対処法

「自動修復を準備しています」が終わらない時の処方箋は、回復ドライブの自動修復(スタート修復)です。回復ドライブ( USB )からパソコンを起動してパソコントラブルを直してあげます。

こちらは回復ドライブ( USB )からの起動方法を動画にしてみました。USB からの起動方法はメーカーごとに違います。一番多いのがキーボードの「F12」です。「 F9(主に hp )」「 F2(主に NEC )」もあります。この動画は合計で 2 分 26 秒あります。その他にも、自動修復(スタート修復)やシステムの復元の操作手順も動画にしてあります。Youtube の字幕機能を使っております。文字が出ない場合は、Youtube の字幕をオンにしてください。音は出ません。

回復ドライブ( USB )からの起動方法です。

回復ドライブの操作方法については、 Windows10 回復ドライブの使い方Windows8 回復ドライブの使い方 でも詳しく書きました。