オレンジセキュアサービス株式会社

「 Windows が正しく読み込まれませんでした」で起動しない時の対処法

回復画面

まずは「 PC を再起動する」をお試しください!

「 Windows が正しく読み込まれませんでした」というタイトルで、「再起動してやり直すには、下の[PC を再起動する]を選んでください。トラブルシューティング ツールや詳細オプションを使う場合は、[詳しい修復オプションを表示する]を選んでください。」という「回復」画面が表示されました。どのように対処すれば良いのでしょうか?

Windows10、8 が起動に失敗すると、自動的に自己修復機能が働き、自分で自分を直します。もし「回復」画面が表示されたら「 Windows に起動トラブルが発生したため、自己修復を試しました」という解釈になります。

まずは「 PC を再起動する」を試してみてください。通常はこの再起動だけで解決します。もし再起動してもまた「回復」画面が表示される場合は Windows をメンテナンスする必要があります。

Windows が正しく読み込まれませんでしたのメンテナンス方法について

「 Windows が正しく読み込まれませんでした」エラーを起こす要因として「一時的なトラブル」、「 Windows システムのトラブル」、「ハードディスク故障」があります。

「一時的なトラブル」
パソコンを再起動しただけで解決するような、ほんのちょっとしたトラブルです。たとえば「プリンタがエラーになり印刷不可でしたが、再起動しただけで解決した」、「プログラムのインストールに失敗し、再起動しただけですんなりとインストール完了した」など。

「 Windows システムのトラブル」
いつもとは違う出来事があった、作業をした場合は、それが原因で Windows システムにトラブルが発生した可能性もあります。たとえば「Windows アップデートの画面でフリーズしていたため強制終了した」、「プログラムのアンインストール後に再起動したらエラーになった」など。

「ハードディスク故障」
「スタートアップ修復」の画面を何回か見たことがあるなど、もしトラブルが続いている場合や5年以上お使いのパソコンは、故障の前兆(劣化中)の可能性もあります。トラブルを直しても、すぐに再発したり繰り返します。ちなみに、そのような故障の症状を 不良セクタとは? その注意点も でレポートしています。こちらもぜひチェックしてください。

補足のイメージ画像

メンテナンス作業の手順としまして、一時的なトラブルの対処法を試してから Windows のトラブルシューティングを試すとより効果的です。 ちなみに、こちらの当社実績ブロクの記事「 「スタートアップ修復が失敗する」の起動修復 Win7 」では、システムの復元を実行し、システムが正常だった状態に戻すことでパソコンが起動すようになりました。

長年お使いのパソコンの場合は、ハードディスク故障の前兆の可能性もあります。無事パソコンが起動したら、念のためバックアップを取ったりアプリのライセンスを控えたり、しばらく様子を見てください。

それでは私のおすすめする手順で、「Windows が正しく読み込まれませんでした」でパソコンが起動しない時の対処法をレポートします。*Windows10 ベースで書いております。Windows8 では使えない機能もありますが、使えるメニューの作業方法は同じです。この作業には、回復ドライブが必要になります。すべてを作業する場合は最大で24時間(通常は2時間くらい)かかります。

  1. 増設部品の取り外し
  2. UEFI ファームウェアの設定
  3. 回復ドライブからの「スタートアップ修復」
  4. 回復ドライブから「更新プログラムのアンインストール」
  5. 回復ドライブからの「システムの復元」
  6. 万が一、お困りときは…
作者の齋藤実の顔写真

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IT トラブルの現場をよく知る専門性を買われて、All About、Biz コンパス、ウイルスバスターチャンネルといった専門色の強い大手 WEB メディアでも活躍中。雑誌やラジオへ出演したこともあり。

こんにちは、パソコンが苦手な人でも安全で簡単にできるトラブルシューティングを書きました。この記事がトラブル解決に役立ったならとても幸いです! ぜひご活用いただければと思います。

10周年の節目になりましてホームページを新デザインに移行中です。古いデザインのページもありまして大変申し訳ありません。東京、秋葉原のパソコン修理 オレンジセキュアサービス株式会社です。Ver.5.1.1

増設部品の取り外し

増設メモリを取り外す写真
増設メモリがある場合は取り外してください。

パソコン購入後に増設しているメモリやハードディスクがある場合は取り外してください。

こちらは一時的なトラブルの対処法になります。よくあるのはメモリの増設です。購入時から接続されていた既存メモリと自分で取り付けた増設メモリがある場合は、増設メモリを取り外して既存メモリだけにしてください。相性問題で不安定になり、エラー誤検出など一時的トラブルの原因になることもあります。

また増設ハードディスクの故障の影響で、Windows が起動できないというトラブルもあります。今回のケースでは増設ハードディスクの可能性は低いのですが、念のため、自分で取り付けた増設ハードディスクがある場合は取り外してください。

UEFI ファームウェアの設定

UEFIファームウェアの設定を変えている画像

こちらは一時的なトラブルの対処法になります。UEFI ファームウェアの設定から、Secure Boot の設定を Disabled にしてください。再起動しても改善しない場合は、次に Load Defult や Factory Reset を行って設定をリセットしてください。

UEFIファームウェアの設定とは、Windows の設定ではなく、パソコン本体の設定になります。Secure Boot は起動時のセキュリティチェックでして、誤検出が理由でエラーを起こしていることもあり、この設定だけで無事起動したという事例もあります。

再起動しても改善しない場合は、次に Load Defult や Factory Reset を行って UEFI ファームウェアの設定をリセットしてください。特にデスクトップパソコンは増設といった改造ができるため、UEFI ファームウェアの設定のオプション項目が多いです。昔からこの設定が変わってしまうというトラブルがあり、設定のリセットは昔からの定石です。

起動に 3 回失敗したときに始まる「自動修復を準備しています」画面の続きから詳細オプション画面にこの「UEFI ファームウェアの設定」があります。

もし UEFI ファームウェアの設定画面に移ってからの操作方法がわからないときは、パソコンメーカーさんに Secure Boot を無効にする方法や、設定をリセットする方法を電話でご確認ください。

この対処法の詳細ページは、パソコンが起動しないときのUEFIファームウェアの設定方法です! からご確認ください。

回復ドライブからの「スタートアップ修復」

回復ドライブから「スタートアップ修復」を試している画像

回復ドライブから起動して「スタートアップ修復」でメンテナンスしてください。

「スタートアップ修復」は、自動修復と同じ機能ではありますが違いもあります。起動に失敗したときに始まる「自動修復を準備しています」はそもそもトラブルが起きているパソコンのメンテナンス機能のため当てにならないこともあります。しかし、正常なパソコンで作成した回復ドライブならその信頼性に間違いがありません。

ちなみに、回復ドライブは USB メモリで作成した Windows のメンテナンスツールです。トラブルが起きているパソコンで作成することはできないため、たとえば職場内や家族の正常なパソコンで作成し、トラブルの起きているパソコンに接続して使います。

この対処法の詳細ページは、Windows が起動しないときの回復ドライブの作り方です!回復ドライブからスタートアップ修復を実行する手順です! からご確認ください。

回復ドライブから「更新プログラムのアンインストール」

回復ドライブから「更新プログラムのアンインストール」を試している画像

回復ドライブの「更新プログラムのアンインストール」から Windows アップデート前の状態に戻してください。

Windows の起動トラブルで一番多いのが Windows アップデートがらみです。そんな Windows アップデートのトラブル解決策として、更新プログラムのアンインストール機能が Windows10 から搭載されました。

更新プログラムのアンインストールには「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」、「最新の機能更新プログラムをアンインストールする」の 2 つのメニューがあります。品質更新は毎月配信される Windows Update です。機能更新はメジャーアップデートと呼ばれる Windows10 のバージョンアップです。

直近に行ったアップデートがどちらなのか不明な場合は、まずは「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」をお試しください。もし再起動して改善していない場合は、次に「最新の機能更新プログラムをアンインストールする」をお試しください。

この作業で改善した場合は、次回の Windows アップデートで再びトラブルが起きる可能性も残ります。あくまでも Windows アップデート前に戻しただけです。もし解決したら、写真などのデータのバックアップを行ったり、 WEB サービスのパスワードやアプリのライセンスを控えたりして様子見してください。再発するようであればその時は初期化するしかないでしょう。

この対処法の詳細ページは、回復ドライブから「更新プログラムのアンインストール」 からご確認ください。

回復ドライブからの「システムの復元」

回復ドライブからの「システムの復元」を試している画像

回復ドライブの「システムの復元」から Windows 起動トラブル前の状態に戻せるかお試しください。

「システムの復元」は Windows システムのバックアップであり、Windows にエラーが起きる前の正常な状態に戻すことができます。 若い日付の復元ポイントからお試しください。

この対処法の詳細ページは、回復ドライブからシステムの復元を実行する手順です! からご確認ください。