Windowsパソコンのログイン画面が出ない・パスワード(PIN)入力ボックスが消えた時の対処法

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まず確認:ログイン・サインイン画面が出ない時の【魔法のキー操作】

Windowsパソコンのログイン画面(サインイン画面)が出ないトラブルは、設定変更や一時的な不具合、Windowsアップデートの更新処理など、慌てなくてよいケースがほとんどです。

この記事の手順は、Windows 10・Windows 11 の両方に対応しています。まずは修理に出す前に、以下の簡易診断を行って現在の状況をチェックしてください。

【簡易診断】現在のPCの状態は?

  1. キーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押す
    • ログイン画面が出た → 設定が変更された可能性があります。FAQ1へ
    • 「サインアウト」等のメニュー画面が出た → 対処法パターンBへ
    • 反応がない(真っ暗なまま) → 焦らず次の手順(2)へ(↓)
  2. キーボードの「NumLock」キーを押してランプを確認
    • ランプが点灯/消灯しない(反応なし) → フリーズの可能性大。対処法パターンCへ
    • ランプは反応する → 次の手順(3)へ(↓)
  3. 10分ほど放置して様子を見る
    ※裏で更新処理が動いている可能性があるため

** 目次 **

  1. ログイン画面が出ない場合の基本的な修復手順(対処法パターンA)
  2. オプション画面は出るが、操作できない場合(対処法パターンB)
  3. 部品故障が疑われる場合の判断ポイント(対処法パターンC)
  4. Windowsパソコンのログイン画面が出ない原因
  5. Windowsパソコンログイン画面が出ないFAQ
  6. 万が一、お困りの時は…

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ログイン画面が出ない場合の基本的な修復手順(対処法パターンA)

Windowsパソコンのログイン(サインイン)画面が出ないトラブルを修復しようとしているイラスト

もし冒頭の簡易診断の後で、電源が入ったままの状態でしたら、いったん電源ボタンを長押しする強制終了を行って、電源オフにしてください。電源オフの状態から手順をレポートしています。

修復作業のポイントについて

対処法パターンAでは、Windows回復環境を使って、安全なエラーチェック → 状況を見てシステムの復元を判断します。

  • Windows回復環境というメンテナンスモードで起動するために、強制終了を3回ほど行ってスタートしてください。
  • もしBitLocker回復キーの入力を求められたときは必ずご入力ください。
  • 1回目:コマンドプロンプト(chkdsk&sfc)でエラーチェック後に再起動して改善していない場合のみ、2回目:システムの復元を判断して、実行する流れになります。
  • システムの復元では「復元ポイント」と「最終使用日」が一致していることが重要です。一致していないときは実行しないでください。
  • 作業時間目安は30分です。

Step1:電源ボタンを長押しする強制終了を行います

Windows回復環境を起動するための操作で、データが消えることはありません

電源ボタンを押している写真

パソコンの電源ボタンを押してから、メーカーロゴが出るタイミングで、電源ボタンを長押しする強制終了を行ってください。

3回ほど、繰り返しますと、Windows回復環境というメンテナンスモードで起動します。

「自動修復を準備しています」メッセージが表示されましたら、Windowsのメンテナンスモードで起動しています。

自動修復を準備しています画面

一般的に、この画面の次でBitLocker回復キーの入力を求める画面が表示されます。もし違うタイミングで表示された場合でも、回復キーをご入力ください。


Step2:BitLocker回復キーを入力してください

BitLocker回復キーの入力画面
BitLocker回復キーの入力を求める画面が表示されない場合は、このStepは不要です

BitLocker回復キーの入力を求める画面が表示される場合は、表示されるたびに回復キーを入力しないと、メンテナンス作業ができません。

面倒ではありますが、画面が表示されるときは、48桁の数字を入力して、「続行」ボタンから次に進んでください。

回復キーを入手されていない場合は、回復キーの見つけ方 別記事で細かくレポートしています。

補足:回復キーが見つからない場合は、初期化しか方法がありません

  • 初期化 の方法は、別記事で細かくレポートしています。
  • 自力での初期化が難しいと感じる場合は、パソコン修理に相談するという選択肢もあります

次に「PCを診断中」というメッセージが表示されます。一般的には、「自動修復を準備しています」→「回復キーの入力」→「PCを診断中」という流れで画面が進みます。

PCを診断中画面

「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした。」の画面まで進むと、いったん待ち状態になります。次の画面に進む場合は、キーボードのEnterキーを押します。

現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした。画面
この画面まで進むと、いったん待ち状態になり、次の画面に進む場合は、キーボードのEnterキーを押します

「その他の回復オプション」画面が表示されましたら、次に進むために「トラブルシューティング」をクリックします。

迅速なマシンの回復ボタンのある、その他の回復オプション画面の画像

続いて表示される「オプションの選択」画面でも、同様に「トラブルシューティング」をクリックしてください。

オプションの選択画面

「トラブルシューティング」画面が表示されましたら、「詳細オプション」をクリックして次に進みます。

トラブルシューティング画面

「詳細オプション」画面が表示されましたら、「コマンドプロンプト」をクリックして準備完了です。

詳細オプション画面

Step3:Windowsが入っているドライブ(場所)を探します。

ここでは、Windowsがインストールされている場所を確認するだけで、変更や削除は行いません

コマンドプロンプトでdir c:と入力している画像
「dir c:」を実行して、Program Files、Users、Windows、3つのフォルダがあれば「c:」が正解です!

Windowsのインストールされているドライブレターをお調べください。

コマンドプロンプトの画面では、普段の「Cドライブ」が「D」や「E」に変わっていることがあります。正しい場所を見つけるために、以下の手順で確認します。

  1. 画面に「 dir(スペース)c: 」と入力し、キーボードのEnterキーを押します。
  2. コマンドプロンプトの画面では、スペースも含めてすべて半角でご入力ください。
  3. 表示されたリストの中に、以下の3つのフォルダがあるか探してください。
    • Program Files
    • Users
    • Windows
  4. もし3つともあれば、そこが正解です!ドライブレターは「 c: 」とメモしてください。
  5. もし無ければ、次は「 dir(スペース)d: 」 、その次は「 dir(スペース)e: 」と順番に入力して、上記3つのフォルダがある場所を探し当ててください。*見つかるまで、ABC順でお探しください。

ドライブレターをメモしましたら、続けて chkdsk コマンドを実行してください。

Step4:「 chkdsk c: /f 」を実行してください。

この作業はファイルシステムのエラーを確認・修復するチェック作業で、正常な場合は何も変更されません。

コマンドプロンプトでchkdsk c: /fと入力している画像
chkdskは「 ¥ 」を入れるとエラーになります。

続けて、「 chkdsk(スペース)c:(スペース)/f 」を実行してください。

ドライブレターの「 c:¥ 」は、お調べいただいたものをご入力ください。「 /f 」のほうは、固定でして必ず「 /f 」です。

  • c:¥ 」は、「 chkdsk c: /f
  • d:¥ 」は、「 chkdsk d: /f
  • e:¥ 」は、「 chkdsk e: /f

「X:\windows\system32>」の行が表示されたら、chkdskコマンドの作業完了です。続けてsfcを実行してください。

X:\windows\system32>の画像

Step5:「 sfc /scannow 」を実行してください。

Windowsのシステムファイルを確認し、問題があれば自動的に修復します。

コマンドプロンプトでsfc /scannowと入力している画像
Windows11は「 sfc /scannow 」で正常に実行され完了します。

続けて、「 sfc(スペース)/scannow 」と入力して、キーボードの「Enter」キーを押してください。

もし「 Windows リソース保護は要求を実行できませんでした 」というエラーメッセージになる場合のみ、ドライブレターを付け加えてください。

例「 sfc(スペース)/scannow(スペース)/offbootdir=c:¥(スペース)/offwindir=c:¥windows 」。

  • c:¥ 」は、「 sfc /scannow /offbootdir=c:¥ /offwindir=c:¥windows
  • d:¥ 」は、「 sfc /scannow /offbootdir=d:¥ /offwindir=d:¥windows
  • e:¥ 」は、「 sfc /scannow /offbootdir=e:¥ /offwindir=e:¥windows

「X:\windows\system32>」の行が表示されたら、sfcコマンドの作業完了です。

コマンドプロンプト画面の「×」で閉じますと、「オプションの選択」画面に戻ります。再起動して、パソコンのログイン画面が出るかをご確認ください。


再起動して、改善していない場合の注意点

次の作業の「システムの復元」は悪化させてしまう可能性もあります。もし「自力で直せない場合はパソコン修理に依頼しよう」とお考えの場合は、このタイミングでご依頼されることをご検討ください( このページ下部でご案内しております )。

ちなみに、本記事のコマンドプロンプトの操作は、エラーがあれば直しますし、エラーがなければチェック作業だけです。コマンドプロンプトで状況が悪化する心配はありません。


コマンドプロンプト実行後に再起動して、ログイン画面が出ないトラブルが改善していないときは、Step1から進めて、システムの復元ボタンがある詳細オプション画面まで進めてください。

Step6:システムの復元をクリックしてください。

ここから先は、Windowsの設定を過去の状態に戻す作業です。悪影響が出る可能性もあるため、実行するかどうかを判断してください

システムの復元ボタンをクリックしている画像

システムファイルと設定の復元画面が表示されたら「次へ(N)」をクリックしてください。

次へ(N)をクリックしている画面

Step7:復元ポイントを確認してから、選択してください。

復元ポイントをクリックしている画像

選択したイベントの前の状態にコンピューターを復元します画面が表示されたら、「復元ポイントの日付」と「最終使用日」が一致していること確認してから、クリックして選択してください。

注意点です!

「復元ポイントの日付」と「最終使用日」が一致していない場合は、システムの復元では解決できない可能性もあります。

その根拠になります。

プログラムは歯車と同じで、書き換わることがありません。不変ですから、いつも同じであり、エラーが起きることはありません。

しかしながら、たとえば、アプリをインストールするタイミングでは書き換わります。エラーが起きるとしましたら、このようなイベントがあります。

システムの復元は、Windowsに重要なイベントがありますと、事前にバックアップしてエラーに備えます。それが復元ポイントです。

最終使用日と一致する復元ポイントがないということは、イベントがなくエラーになりましたので、システムの復元ではカバーしていない要素のエラーと判断できます。

一致していない場合は、システムの復元を本当に実行するのかどうか、を検討してください。

システムの復元を実行する判断をした場合は、次へ(N)をクリックしてください。

次へ(N)をクリックしている画像

復元ポイントの確認画面が表示されたら「完了」をクリックしてください。

完了をクリックしている画像

いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか?画面が表示されたら「はい」をクリックして、システムの復元スタートです!

はいをクリックしている画像

システムの復元中は意図しない電源断がないようご注意ください。ノートパソコンならコンセントから外れていてバッテリー駆動になっていないかなどチェックしてからスタートしてください。

システムの復元は正常に完了しました画面が表示されたら「再起動」をクリックしてください。

再起動をクリックしている画像
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オプション画面は出るが、操作できない場合(対処法パターンB)

Windows11のセキュリティオプション画面

「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を押したときに、「サインアウト」等のセキュリティオプション画面が開いたときは、Windowsの起動がほぼ完了しています。

簡単なエラーチェックをした後で、セーフモードでの起動が対処法になります。

こちらの記事は現象は違いますが、上記の内容と同じ対処法になります。詳細の手順はリンクからご確認ください( エラーチェックとセーフモード の記事)。

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部品故障が疑われる場合の判断ポイント(対処法パターンC)

若い男性エンジニアがデスクトップパソコンを修理しているイラスト

部品故障の可能性もあります。データが重要な場合は、パソコン修理を検討するタイミングです。

  • 「NumLock」キーがフリーズする場合は、熱問題やメモリ不良の可能性
  • 起動時間が異常に長い場合は、ストレージ系(SSDやハードディスク)の可能性

もしデータのバックアップ済みで、改善しない場合は買い替えを考えているなど、データなどのリスクがない場合は、放電をお試しください。

電源オフの状態で、コンセントから外しまして、電源ボタンを60秒ほど長押ししてください。

放電で、動作が改善した場合は、帯電が理由で誤作動していた回路があったという判断になりますし、動作が改善しない場合は、寿命が理由で誤作動している、つまり故障という切り分けができます。

ノートパソコンの 完全放電 はこちらの記事でご確認ください。

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Windowsパソコンのログイン画面が出ない5つの原因

Windowsパソコンのログイン画面が出ない5つの原因をイメージしたイラスト

「ログイン画面が出ない」という同じ症状でも、その原因は以下の5つのパターンのいずれかに分類されます。

  1. 設定変更(セキュリティで保護されたサインインへの変更)
  2. Windows Update(更新処理の待機中)
  3. システムエラー(Windowsの読み込み不良)
  4. ドライバー/アプリの不具合(映像出力や機能の干渉)
  5. ハードウェア故障(メモリ、HDD、帯電などの物理トラブル)

「どの原因に当てはまるか」は、先ほどの診断(Ctrl+Alt+Delなど)の反応を見ることで特定できます。以下の対応表から、自分の症状に近いものを探してください。

診断時の反応・症状 考えられる原因 進むべき対処法
ログイン画面が表示された ① 設定変更 FAQ1:設定を見直す
10分待ったら表示された ② Windows Update FAQ2:更新待ち
「サインアウト」等の
文字だけ表示される
④ ドライバー/アプリ
のエラー
対処法Bへ
反応なし
(いつもの起動時間)
③ システムエラー 対処法Aへ
反応なし
(起動が遅い・ランプ消灯)
⑤ ハードウェア故障
または帯電
対処法Cへ

ログイン画面が出ない原因は1つとは限らず、同じ症状でも反応の違いで切り分けることが重要です。上の表を参考に、まずはご自身の状況に近いパターンを確認してください。

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Windowsパソコンログイン画面が出ないFAQ

ノートパソコンにFAQと表示されているイラスト

Q1-「セキュリティで保護されたサインイン」とは何ですか?

セキュリティ向上が目的で、ログイン画面を出すときに、「Ctrl+Alt+Del」キーを押すようにする設定です。

Q2-ログイン画面が出ないまま放置しても大丈夫ですか?

Windowsアップデートの更新処理に時間がかかることもあり、10分程度お待ちください。

ただし、キーボードのランプが反応しない場合や起動時間が遅かった場合は故障も考えられます。データが重要な場合は、悪化予防のため放置しないでください。

Q3-ログイン画面が出ないのは故障ですか?

いいえ、故障とは限りません。設定変更・Windowsアップデートの影響・一時的なエラーなどで、ログイン画面が表示されないケースは多くあります。本記事の診断で状況を切り分けてから判断してください。

Q4-強制終了を何度もしても大丈夫ですか?

本記事で案内している強制終了は、Windows回復環境を起動するための操作です。*この手順でデータが消えることはありません。

Q5-コマンドプロンプトの操作で悪化することはありませんか?

本記事で紹介しているコマンド(chkdsk / sfc)は、エラーがあれば修復し、問題がなければ確認のみで終了します。操作内容そのもので状態が悪化することはありません。

Q6-システムの復元は必ず実行したほうがいいですか?

いいえ、必ず実行する必要はありません。コマンドプロンプトで改善しない場合に、実行するかどうかを判断してください。

特に「復元ポイントの日付」と「最終使用日」が一致しない場合は、慎重な判断が必要です。

Q7-自分で直せない場合は、修理に出すべきですか?

はい、無理に続ける必要はありません。データが重要な場合や操作に不安がある場合は、この時点でパソコン修理に相談するのも適切な選択です。