システムの復元で起動しない!自動修復ループを回復ドライブで直した修復事例

原因は液晶故障の誤診でした。Windowsエラーと思い込み、システムの復元で悪化したことが自動修復ループの原因です。
解決策は回復ドライブです。内蔵機能では失敗しましたが、USBメモリから起動し直すことで、無事に修復できました。


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公開日 :


オレンジセキュアサービス株式会社

東京都千代田区神田佐久間河岸70-4B
TEL : 03-5823-1870

クイック要約:誤診から始まった起動トラブル

トラブルの症状
画面が青く暗い状態でシステムの復元を実行。その直後から自動修復画面がループし、Windows11が起動しなくなりました。
原因の診断
実は液晶パネルの故障でした。BIOS画面でも青いためハード故障と断定。ソフト的な修復操作が裏目に出ました。
解決した方法
「回復ドライブ」でシステムの復元を実行。失敗した同じ復元ポイントを使いましたが、USB起動に変えたことで修復できました。
重要なポイント
PC内蔵の修復機能でダメな場合でも、回復ドライブなら直ることがあります。あきらめる前に外部メディア起動を。

「システムの復元」を実行したら、Windows11が起動しなくなってしまった。そんなトラブルの修復事例です。

実はこのトラブル、「画面の色が変だから直そう」というお客様の誤診がきっかけでした。

本来は液晶パネルの故障でしたが、ソフト的な修復操作を行ったことで、逆に傷口を広げてしまったのです。

しかし、あきらめるのは早いです。お客様が失敗したのと同じ修復操作でも、「道具」を変えるだけで直ることがあります。

プロはどこを見て原因を特定し、どうやって起動させたのか。実際の修復工程をレポートします。

更新理由:2026年1月28日
修理内容はそのままで、注意点などを追記&手順書ではなく、実績ということが明確になる表現をAIで編集(ドキュメンタリー化)しました。

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お問い合わせフォーム
電話番号は0358231870です

診断:なぜ「復元」で悪化したのか?

液晶ディスプレイが暗く青みがかったパソコンの様子
お預かりした時の状態をイメージした画像です。画面全体が青っぽく、薄暗い状態でした。
*画像はすべて当社のPCです。お客様の画面を撮影することは一切ありません。

今回は、画面の色がおかしいことからお客様ご自身で「システムの復元」を行い、起動しなくなったパソコンの修復事例です。

「自動修復を準備しています」という画面が何度も繰り返される「ループ状態」になり、Windowsが立ち上がらなくなっていました。

プロの視点:実はWindowsの故障ではない?

まず、電源を入れてすぐに表示される「BIOS画面(部品の設定画面)」を確認します。ここはWindowsとは無関係の場所です。

青みがかったBIOS画面
Windowsが動いていないBIOS画面でも、やはり画面は青いままです。

ご覧の通り、この画面でも青みがかっています。つまり、Windowsのシステムエラーではなく、「液晶パネルの機械的な故障」だったのです。

本来は修理が必要な状態でしたが、ソフト的な「システムの復元」をしたことで、逆にシステムがおかしくなっていました。

専用ツール「回復ドライブ」での調査

起動しなくなった原因を探るため、私たちはUSBメモリの「回復ドライブ」を使い、外側からパソコンを起動させて調査します。

コマンドプロンプトによる内部検査
回復ドライブのコマンド機能を使って、Windowsの中身をのぞいてみます。

内部のファイル構造を検査しましたが、幸いなことに、データは無事でした。Windowsの更新記録にも異常はありません。

今回の起動トラブルの犯人は、やはり「システムの復元」そのものの失敗が濃厚となってきました。

解決:同じ「復元」なのになぜ直った?

ここからが腕の見せ所です。実は、お客様が失敗したのと同じ日付の「復元ポイント」が残っていました。

システムの復元の選択画面
トラブルの引き金になった復元ポイントを、あえてもう一度使用します。

「また失敗するのでは?」と思われますが、パソコン内蔵の機能でやるのと、USB(回復ドライブ)で行うのは別物です。

不安定なWindows上からの操作ではなく、クリーンなUSBから復元を実行した結果、嘘のように一発で起動しました。

その後、液晶パネルの交換修理も行い、データも設定もそのままで、無事にお客様へお返しできました。

今回の修理の教訓

内蔵の修復機能で直らない場合でも、USBの「回復ドライブ」なら直せることが多々あります。

もし回復ドライブをお持ちでない場合や、操作に不安がある場合は、悪化する前に専門家へご相談ください。

なぜ「回復ドライブ」で直せたのか?

「お客様が行ったシステムの復元」と、「私たちが行ったシステムの復元」。作業項目はまったく同じです。

しかし、結果は「起動不能」と「修復成功」に分かれました。この違いは「足場」にあります。

内蔵機能 vs USB起動

お客様は、トラブルを起こしているパソコン内部のプログラムを使って復元を試みました。

いわば、グラグラの足場の上で作業をしているようなもので、エラーが起きやすい状態です。

対して私たちは、USBメモリという「外部の健康なプログラム」を使って外側から復元を実行しました。

足場がしっかりしているため、同じ復元ポイントを使っても、正しく処理を完了できたのです。

【補足】

BitLocker回復キーの入力を求めてくる場合は、入力しないとメンテナンスができないのですが、スキップされているケースも意外とあります。もしまだ入手できていない場合は、スマホで回復キーを確認する方法 をご確認ください。

もし画面が暗い、色が変だと感じるなら、HDMIケーブルでテレビに繋いでみてください。テレビ側で綺麗に映るならWindowsの故障ではなく、今回の事例と同じ「液晶パネルの故障」です。

内部リンク: 回復ドライブの作り方と起動方法 *回復ドライブはUSBメモリで作成するWindowsのメンテナンス機能です。会社やご家庭にある正常に動作する他のパソコンで作成した回復ドライブを使ってトラブルの起きたパソコンをメンテナンスできます。

本日の修復カルテ

パソコン機種 東芝 dynabook(ノートPC)
OS Windows 11
修復内容 回復ドライブによるシステムの復元
難易度 ★★☆☆☆(回復ドライブがあれば自力可能)
データ保護 100%維持(初期化なし)