オレンジセキュアサービス株式会社

「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」ブルースクリーンを繰り返す 8 つの対処法

問題が発生したため PC を再起動する必要があります画面

ブルースクリーンの原因は多岐にわたり、解決方法はさまざまです!

「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」という、パソコン起動途中で発生するブルースクリーンと呼ばれるエラー画面があります。ブルースクリーンは Windows に深刻なトラブルが生じると表示される背景色が青いエラー画面です。トラブルを直すまでは、ブルースクリーン画面で再起動するという現象を繰り返します。

このブルースクリーンが表示される原因は部品故障やプログラムのエラーなど多岐にわたります。たとえば、メモリ故障が原因で Windows システムが正常に動かなくなるような深刻なトラブルが発生するケースもありますし、Windows Update などのプログラムのインストールに失敗して深刻なトラブルが発生するケースもあります。

そういった意味では「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」の原因を特定するのは難しいのかもしれません。ちなみに、停止コードが表示されているケースでも原因を表していません……

「問題が発生したため … 」の停止コードは原因?

「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」画面の中に「NTFS FILE SYSTEM」、「BAD POOL HEADER」などの停止コードが表示されているケースもあります。そして停止コードを調べれば解決方法がわかりますか?というご質問をよく受けます。

確かに、印象としては停止コードが原因を表しているように感じますが…実際のところとしては、症状を意味していることのほうが多いです。たとえば、人間でしたら「熱が出た」という症状は昼寝で治るかもしれませんし、薬や入院が必要な病気かもしれません。このような熱が出たという症状を意味しているケースが多く、なぜ熱が出ているのか?という原因まではわからないケースのほうが多いです。

そのため、同じ停止コードであっても、メモリ交換で改善したというブログやシステムの復元で改善したというブログがあったりと解決方法がさまざまです。停止コードと解決方法が一致する確率は低いかと思います。

ただし、このトラブルを起こす原因はわかっていますのですべての対処法を試しますと、原因が特定できなくても、結果として直すことができます。

「問題が発生したため … 」の原因と対処法

「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」は Windows に深刻なトラブルが起きましたという意味のエラーメッセージです。そのような異常が起きる原因を大別すると 5 つに分けられます。

一時的なトラブル
放電やメモリの抜き差しで直るような一時的に起きるトラブルがあります。放電などでリセットされるまでの間は部品が誤作動してしまうため、Windows が正常に動作できずエラーになります。

BIOS 設定
BIOS 設定が変わってしまうトラブルがあります。BIOS 設定が変わると新たにドライバーと呼ばれるプログラムが必要になるケースもあります。必要なプログラムが存在しなければ Windows が正常に動作できずエラーになります。

Windows トラブル
ドライバーやレジストリなど Windows のシステムファイルにトラブルが起きています。Windows Update やプログラムのインストール後にこのエラーになった場合は Windows トラブルの可能性が大です。スリープ復帰に失敗してこのエラーになった場合も Windows トラブルの可能性が大です。

ウイルス
最近はあまり見なくなりましたが、感染したウイルスのバグが原因で Windows が起動できなくなるケースもありました。迷惑メールの添付ファイルを間違えて開いた後からこのエラーになった場合はウイルスが原因かもしれません。

部品故障
完全に故障するとうんともすんとも動かなくなりますが、とある作業だけエラーになるような隠れ不良みたいな故障もあります。この後で紹介しています回復ドライブでの作業もエラーになる場合は高い確率で部品故障が疑われます。

解決方法のイメージ画像

「問題が発生したため … 」の対処法としては、一時的なトラブルをきれいにして、BIOS 設定をきれいにしてから、Windows システムをきれいにします。たとえば、一時的なトラブルが起きていて誤作動する状態で作業しても、Windows システムをきれいにすることはできません。一時的なトラブル、BIOS 設定、Windows システムの順にメンテナンスする流れがとても大切です。

Windows のメンテナンス方法は、回復ドライブからの「 システムの復元 」がキモです。ちなみに、こちらは「 システムの復元 」で直った事例です(当社の作業実績ブログで公開中です!)。 ブルースクリーン(BAD SYSTEM CONFIG INFO)で再起動を繰り返すの修復事例 。ぜひご確認ください。

ただ、システムの復元は劇薬と言いましょうか、直すつもりで試した結果、逆に悪化してしまうケースもあります。スタートアップ修復などのメンテナンスを先に行って、それでも改善しないときの最終手段になります。

ウイルスも「システムの復元」で直すことができます。それとこちらは注意点になりますが、Windows システムのメンテナンス中にフリーズしたりエラーになるなど作業ができない場合は部品故障が原因です。作業中は注意深く見守ってください。

それでは私がおすすめする手順で「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」ブルースクリーンを繰り返す 8 つの対処法をレポートします。*Windows10 ベースで書いております。Windows8 では使えない機能もありますが、使えるメニューの作業方法は同じです。この作業には、回復ドライブが必要になります。すべてを作業する場合は最大で24時間(通常は2時間くらい)かかります。

作者の齋藤実の顔写真

Author by 

IT トラブルの現場をよく知る専門性を買われて、All About、Biz コンパス、ウイルスバスターチャンネルといった専門色の強い大手 WEB メディアでも活躍中。雑誌やラジオへ出演したこともあり。

こんにちは、パソコンが苦手な人でも安全で簡単にできるトラブルシューティングを書きました。この記事がトラブル解決に役立ったならとても幸いです! ぜひご活用いただければと思います。

10周年の節目になりましてホームページを新デザインに移行中です。古いデザインのページもありまして大変申し訳ありません。東京、秋葉原のパソコン修理 オレンジセキュアサービス株式会社です。Ver.5.1.1

動画ダイジェスト

理論ではなく、実際のところどうなの?というホンネです!

問題が発生したためPCを再起動する必要がありますの8つの対処法の概要と対処法についてのホンネです! *音が出ます。

こちらの動画は、理論ではなく、実際のところどうなの?というホンネをテーマにしておりまして、「問題が発生したためPCを再起動する必要がありますの8つの対処法」の補足として見ていただきますと、よりこのトラブルがわかるかと思います!対処法についてのホンネも話しておりまして、対処法を試す前にぜひご確認ください。こちらの動画は合計で 5 分 28 秒あります。

ちなみに、ホンネ=主観的な話でして、あくまでも補足です(注意点になります)。YouTube でこっそりと話してみました。

8 個の対処法の手順はコチラです!

「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」ブルースクリーンを繰り返す 8 つの対処法(YouTube版)です。*音は出ません。

実際に作業されるときは動画を見ながらのほうがわかりやすいかと思いましてここでレポートしている手順を動画で作りました。もちろん、このトラブルの概要などもすべてレポートしております。こちらの動画は合計で 18 分 20 秒あります。 フルスクリーンで見る場合は以下のリンクからどうぞ!

この作業では回復ドライブを使います。回復ドライブの作り方 でご確認ください。*これらは、2.回復ドライブからの「スタートアップ修復」内に収録してあります。

パソコン内の掃除

パソコンの掃除をした画像
CPU ファン周りが肝心です。

パソコン内のホコリを取り除いてください。

パソコン部品は熱に弱いため、内部の熱を外に放出しています。熱で壊れることはありませんが、フリーズや誤作動の原因になります(正常に動作できなくなります)。もしパソコンが起動しないときに掃除をされる場合はホコリの除去がポイントになります。

重要なのは、CPU ファン周りです。フリーズや誤作動の原因になります。ピンセットやエアダスターなどを使い、ホコリの目詰まりを改善してください。念のため、空気の流れの要になります吸気口のホコリも取り除いてください。

作業するときは感電防止のためコンセントから外してください。ノートパソコンはバッテリーも外してください。電源から外して掃除をすることで、一時的なトラブルの解決方法でもある放電を兼ねられます。

YouTube 動画よりホームページのほうが見やすい場合は、パソコンの掃除 でご確認ください。

増設部品の取り外し

増設メモリを取り外す写真
増設メモリがある場合は取り外してください。

パソコン購入後に増設しているメモリやハードディスクがある場合は取り外してください。

ブルースクリーンでよくあるのはメモリの増設です。購入時から接続されていた既存メモリと自分で取り付けた増設メモリがある場合は、増設メモリを取り外して既存メモリだけにしてください。相性問題で不安定になり、トラブルの原因になることもあります。

また増設ハードディスクの故障の影響で、Windows が起動できないというトラブルもあります。ハードディスク故障が理由でブルースクリーンになる確率は低いかと思いますが、自分で取り付けた増設ハードディスクがある場合は念のため取り外してください。

UEFI ファームウェアの設定

UEFIファームウェアの設定を変えている画像

UEFI ファームウェアの設定から、Secure Boot の設定を Disabled にしてください。再起動しても改善しない場合は、次に Load Defult や Factory Reset を行って設定をリセットしてください。

UEFIファームウェアの設定とは、Windows の設定ではなく、パソコン本体の設定( BIOS 設定)になります。Secure Boot は起動時のセキュリティチェックでして、誤検出が理由でエラーを起こしていることもあり、この設定だけで無事起動したという事例もあります。

再起動しても改善しない場合は、次に Load Defult や Factory Reset を行って UEFI ファームウェアの設定をリセットしてください。特にデスクトップパソコンは増設といった改造ができるため、UEFI ファームウェアの設定のオプション項目が多いです。昔からこの設定が変わってしまうというトラブルがあり、設定のリセットは昔からの定石です。

起動に 3 回失敗したときに始まる「自動修復を準備しています」画面の続きから詳細オプション画面にこの「UEFI ファームウェアの設定」があります。

もし UEFI ファームウェアの設定画面に移ってからの操作方法がわからないときは、パソコンメーカーさんに Secure Boot を無効にする方法や、設定をリセットする方法を電話でご確認ください。

この対処法の詳細ページは、パソコンが起動しないときのUEFIファームウェアの設定方法です! からご確認ください。

回復ドライブからの「スタートアップ修復」

回復ドライブから「スタートアップ修復」を試している画像

回復ドライブから起動して「スタートアップ修復」でメンテナンスしてください。

「スタートアップ修復」は、Windows が起動できない原因を調査して改善してくれる機能です。下地作りといいましょうか、まずはエラーのない綺麗な状態にメンテナンスしておけば間違いありません。

回復ドライブは USB メモリで作成した Windows のメンテナンスツールです。トラブルが起きているパソコンで作成することはできないため、たとえば職場内や家族の正常なパソコンで作成し、トラブルの起きているパソコンで使います。

回復ドライブを使う理由は信頼性です。起動に 3 回失敗したときに始まる「自動修復を準備しています」画面の続きから「スタートアップ修復」などのメンテンスを試すこともできます。ただトラブルが起きているパソコンの「スタートアップ修復」が当てにならないこともあります。正常なパソコンで作成した回復ドライブなら間違いありません。

YouTube 動画よりホームページのほうが見やすい場合は、Windows が起動しないときの回復ドライブの作り方です!回復ドライブからスタートアップ修復を実行する手順です! でご確認ください。

ドライバー署名の強制を無効にするモードでの起動

ドライバー署名の強制を無効にするモードでの起動を試している画像
この作業で回復ドライブは使いません。

ドライバー署名の強制を無効にするモードで Windows を起動してください。

Windows のトラブルシューティングというよりも、セキュリティ機能が向上した Windows に過去の古いプログラム(セキュリティが無い)をインストールするための機能というのが目的なのですが、Windows 起動トラブル時にこの「ドライバ署名の強制を無効にする」モードですんなり解決できた!という事例もあります。

Windows の起動に 3 回失敗すると「自動修復を準備しています」画面になります。その続きから「スタートアップ設定」内の「ドライバー署名の強制を無効にする」を選びます。この「スタートアップ設定」が回復ドライブにないため、こちらの作業で回復ドライブは使いません。

YouTube 動画よりホームページのほうが見やすい場合は、ドライバー署名の強制を無効にするモードでパソコンを起動する手順です! でご確認ください。

起動時マルウェア対策を無効にするモードでの起動

起動時マルウェア対策を無効にするモードでの起動を試している画像
この作業で回復ドライブは使いません。

起動時マルウェア対策を無効にするモードで Windows を起動してください。

こちらもドライバー署名の強制を無効にするモードでの起動と同じく、誤検出しているだけでウイルス被害ではありません。起動時マルウェア対策を無効にするモードですんなり解決できた!という事例もあります。

Windows の起動に 3 回失敗すると「自動修復を準備しています」画面になります。その続きから「スタートアップ設定」内の「起動時マルウェア対策を無効にする」を選びます。この「スタートアップ設定」が回復ドライブにないため、こちらの作業で回復ドライブは使いません。

YouTube 動画よりホームページのほうが見やすい場合は、起動時マルウェア対策を無効にするモードでパソコンを起動する手順です! でご確認ください。

回復ドライブから「更新プログラムのアンインストール」

回復ドライブから「更新プログラムのアンインストール」を試している画像

回復ドライブの「更新プログラムのアンインストール」から Windows アップデート前の状態に戻せるかお試しください。

Windows アップデートのトラブル解決策として、更新プログラムのアンインストールが Windows10 から搭載されました。

更新プログラムのアンインストールには、「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」、「最新の機能更新プログラムをアンインストールする」の 2 つのメニューがあります。品質更新は毎月配信される Windows Update です。機能更新はメジャーアップデートと呼ばれる Windows10 のバージョンアップです。

どちらのアップデートか不明な場合は、まずは「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」をお試しください。もし再起動して改善していない場合は、次に「最新の機能更新プログラムをアンインストールする」をお試しください。

この作業で改善した場合は、次回の Windows アップデートで再びトラブルが起きる可能性も残ります。あくまでも Windows アップデート前に戻しただけです。もし解決したら、写真などのデータのバックアップを行ったり、 WEB サービスのパスワードやアプリのライセンスを控えたりして様子見してください。再発するようであればその時は初期化するしかないでしょう。

YouTube 動画よりホームページのほうが見やすい場合は、回復ドライブから「更新プログラムのアンインストール」 でご確認ください。

回復ドライブからの「システムの復元」

回復ドライブからの「システムの復元」を試している画像

回復ドライブの「システムの復元」から Windows 起動トラブル前の状態に戻せるかお試しください。

「システムの復元」は Windows システムのバックアップであり、Windows にエラーが起きる前の正常な状態に戻すことができます。 若い日付の復元ポイントからお試しください。ちなみに、システムの復元は意外と誤解の多い機能でして、システムの復元で、実はそれダメなんです!な 3 つの注意点 もぜひご確認ください。

YouTube 動画よりホームページのほうが見やすい場合は、回復ドライブからシステムの復元を実行する手順です! でご確認ください。