この PC を初期状態に戻すが失敗するときの対処法

作成日 : 2020年01月14日

Profile

齋藤実 Minoru Saito

IT トラブルの現場をよく知る専門性を買われて、All About、Biz コンパス、ウイルスバスターチャンネルといった専門色の強い大手 WEB メディアでも活躍中。雑誌やラジオへ出演したこともあり。

          

モバイルファーストに挑戦中です!

秋葉原でパソコン修理を行っているオレンジセキュアサービスの斉藤です。こんにちは!

実は、10年以上前から当社の WEB サイトでパソコントラブルの対処法をブログ形式で書いてきました。しかし、パソコンのトラブルでもスマホで調べる時代です。ブログのように文字が多いとスクロール地獄と言いましょうか、スマホでは読みにくいこともあったりします。

そこで WEB の新技術でもありますストーリーフォーマットを採用し、ブログのように縦スクロールではなく、タップしながらスマホでもスラスラと読めるように改善しました。ただ、文字数が少なくなりますと読みやすい反面で「なんでだろう?」と疑問が残ることもあるかもしれません。補足が必要なことはスワイプ画面に細かく書くなど工夫しております。

このように新技術の採用で手探り感が満載ではありますが、読みやすさとわかりやすさを今後も追及していきます。この記事があって助かったとお役に立てたなら幸いです!

パソコンでアクセスされる場合は「Google Chrome」と「Microsoft Edge」なら機能制限がありません。スマホも機能制限なくご利用いただけます。

画面でチェック!

まずは失敗している要因を把握したいと思います。この画面を「上」にスワイプしてどの画像で止まるかチェックしてください。

              

どの画像まで進みますか?

  
  • 1.「個人用ファイルを保持する」ボタンの画面
  • 2.「アカウントの選択」画面
  • 3.「パスワード入力」画面
  • 4.「初期状態に戻す」ボタンの画面
  • 5.インストールの進捗画面(~%)
  • 6.インストール後の更新画面(青い画面)

原因:1~4の「初期状態に戻す」画面までにエラーが発生

初期状態に戻すプログラムのエラーです。又は、初期化の作業方法が違う場合もあります(メーカーオリジナルの初期化メニューがあるなど)。

原因:5 戻しています( ~% )画面でエラーが発生

初期状態に戻すプログラムのエラーもありますが、容量ギリギリまでデータを保存されいる、データにエラーがあるなどで「個人データを保持する」ができない場合も失敗します。

原因:6 インストール後の更新(青い)画面でエラーが発生

初期状態に戻すプログラムのエラーです(更新プログラム)。その他、「初期状態に戻す」画面からこのインストール後の更新画面まですべての画面が対象になりますが、メモリなどの部品故障も可能性としてあります。

対処法のリストです!

1.放電(購入時の構成)

2.スタートアップ修復によるメンテナンス

3.システムの復元によるメンテナンス

4.Secure Boot の停止

5.データを残さない初期化

6.再インストールメディアの入手

          

原因と解決方法について

トラブルの症状によっては、原因とイコールしているようなワンパターンなケースもあります。そういった意味では「 PC を初期状態に戻すときに問題が発生しました」や「この PC を初期状態に戻しています」が終わらないなど、この PC を初期状態に戻すが失敗する原因を考えますと、初期状態に戻すプログラムのトラブル、ハードウェア(部品)の設定や故障、データの問題、作業方法の違い(メーカー独自など)に分かれワンパターンではありません。

まずは Windows のメンテナンスを行ってこの PC を初期状態に戻すが正常に完了するかどうか確認していきたいと思います。もし改善しない場合は他に原因があります。このように一つ一つ要因を潰して原因を特定するような解決方法になります。

作業時間は3時間(180m)以内くらいでしょうか。時間に追われていますとついつい強制終了したり悪化させてしまうこともあるかと思います。時間に余裕を持って作業していただければと思います。

放電(購入時の構成)

コンセントから抜いてパソコンを1日休ませてください。ノートパソコンはバッテリーも外してください。

          

ちなみに……

帯電していますとパソコンの部品がリセットできないなどの理由で正常に動作ができず、初期状態に戻すプログラムにエラーが起きることもあります。放電することで強制的にリセットできます。パソコン修理で当社にお持ち込みいただいたお客様の(多い月で) 5% はトラブルが起きておらず、電車での移動中に放電され直っていたものと判断します。

放電が完了しましたら、パソコンを購入時の状態にして電源を入れてください。*プリンタや外付けハードディスク、Bluetooth などの後から取り付けた増設部品は外します。増設部品が原因で初期状態に戻すプログラムにエラーが起きることもあります。

スタートアップ修復によるメンテナンス

詳細オプション画面にある「スタートアップ修復」を行い、初期状態に戻すプログラムのエラーを直してあげます。

システムの復元によるメンテナンス

詳細オプション画面にある「システムの復元」を行い、初期状態に戻すプログラムのエラーを直してあげます。

Secure Boot の停止

起動時のセキュリティチェックの Secure Boot を停止します。「UEFI ファームウェアの設定」から Secure Boot 項目を Disabled します。詳細はお使いのパソコンメーカー様にご確認ください。

          

ちなみに……

Secure Boot 項目を Disabled しなくても良いというパソコンは Disabled しなくても問題ありません。Secure Boot 項目を Disabled したほうが良いケースのみ Disabled してください。

インストールは BIOS にしてインストール後に UEFI に切り替えるなど珍しい作業方法のケースも多々あります。また「この PC を初期状態に戻す」ではなく、メーカーオリジナルの初期化メニューというケースもありますので、Secure Boot も含めてお使いのパソコンメーカー様に初期状態に戻す方法を電話でご確認いただくと間違いないです。

データを残さない初期化

データが不要でしたら「すべて削除する」からディスクの空き容量を増やしてあげます。*データはすべて無くなります。

再インストールメディアの入手

お使いのパソコンメーカー様から再インストールメディアを購入できます。ただし、部品が故障している場合は再インストールメディアでも初期化できないため、長年お使いでしたら新 PC を購入されることも検討したいところです。*データは無くなります。

          

ちなみに……

パソコントラブルを大きく分けますと、Windows のトラブルと部品故障のどちらかになります。ソフトウェアのトラブルであれば再インストールメディアから改善します。もしハードウェア(部品)が故障している場合は再インストールメディアでは直せません。故障している部品を交換する必要があります。

長年お使いの場合はハードウェア(部品)が故障している可能性もあります。再インストールメディアを購入されても無駄になってしまう恐れがありますので新 PC の購入を検討されても良いのではないでしょうか。

万が一、お困りのときは……

「この PC を初期状態に戻す」ができずお困りの時はぜひ当社のパソコン修理サービスにお任せください。メーカーさんの修理とは違い、データを残したパソコン修理をしています。 パソコン修理の総合案内ページもぜひご確認ください。

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