Your device ran into a problem and needs to restart.黒い画面でWindows11が起動しないときの対処法

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公開日 :

Windows11:Your device ran into a problem and needs to restart.黒い画面の診断ガイドと対処法

すぐに対応が必要な場合は緊急対応」から先にご確認ください!

対処法のファーストステップとしては、「 Stop code: 」というエラーコードを控えたうえで、放電を行うところからスタートしてみてください。

まずは、エラーコードの変化や症状に改善が見られるかを観察しながら、次にどの作業を選ぶかを提案・提示します。

  • 対処法1:放電/BitLocker回復キー/迅速なマシンの回復 → 再起動
  • 対処法2:dirコマンド(診断)/chkdsk・sfcコマンド/セーフモード → 再起動
  • 対処法3:復元ポイントの確認(診断)/システムの復元 → 再起動

これらの対応で改善しない場合に備えて、AIサポートを活用した診断用プロンプトのテンプレートも紹介しています。

※データを消さずに解決する方法に限定しています。

パソコンの電源を入れると、Windows11の起動を表すアニメーションのクルクルは回転するものの、「Your device ran into a problem and needs to restart.」という黒い画面が表示され、再起動を繰り返してしまう……そんな予期せぬ起動トラブルにお困りではありませんか。

突然このような状態になると、「このまま操作を続けてもよいかどうか」と迷ったり、「データが消えてしまわないか」と不安になる方も多いと思います。

パソコン修理の現場では、メモリなどの部品故障よりも、Windowsのエラーが原因で起動に失敗しているケースが多く見られます。

もし「自分では直せないかもしれない」「修理に出したほうがいいのかな」と感じている場合でも、まずはこの記事で紹介している緊急対応の内容をご確認ください。いまの状況を整理し、進むべき方向を明確にできます。

修復作業を進めながら、

  • 自分で対応を続けてよいか
  • 修理や買い替えを考えたほうがよいか
  • AIを使ってもう一段階整理するか

といった判断ができるよう、秋葉原でパソコン修理を15年以上行うプロが、画像付きでできるだけ分かりやすく診断ガイドします。

状況にもよりますが、判断の目安がつくまでの時間は30分ほどのケースが多いです。肩の力を抜いて、ご自身のペースで読み進めてください。

・・ 目次 ・・

  1. 緊急対応|まず確認しておきたい対処法(安全に切り分ける)
  2. Gemini(AI)診断:緊急対応でも解決できないときは
  3. 【補足】Your device ran into a problem の原因
  4. 【補足】Stop code(エラーコード)で分かること・分からないこと
  5. 【補足】緊急対応で使っている修復方法の根拠について
  6. Your device ran into a problem and needs to restart.黒い画面のよくあるご質問(FAQ)
  7. この記事を読んで判断できたこと(まとめ)
  8. 万が一、お困りの時は…

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緊急対応|まず確認しておきたい対処法(安全に切り分ける)

Your device ran into a problem 画面が表示されたノートパソコンを修復しようとしているイラスト
Windows11は基本的に黒い画面ですが、青い画面も同じエラー画面です

この章では「自分で解決できそうなら直したいし、難しそうなら修理を検討したい」というニーズに合わせて、次に取る行動を判断してもらうことを目的としています。

修復作業の手順は画像付きで紹介していますが、「次はこれをやってください」という手順書ではありません。作業の結果や画面の状態を見ながら、「このまま試してみる」「別の方法を考える」「修理を検討する」といった選択肢を提示する構成になっています。

緊急対応1:放電

放電でパソコン部品をリセットしている画像

この作業の根拠については、補足の章 放電 でレポートしています。

作業したほうが良いケース

  • しばらくシャットダウンしていない(電源のつけっぱなしやスリープ)
  • ある日突然、このトラブルになった(イベントなし)
  • 前回使用時にアプリのインストールなどイベントがあった
  • 「 Stop code: 」が毎回変化する
  • 「 Stop code: 」に「 BIOS 」の表示がある

【注意】作業を見送るケース

  • ノートパソコンで分解が必要な場合のバッテリーの取り外し

作業方法

放電作業とは、パソコンをコンセントから外して電源断することです。また目的としましては、誤作動している回路を正常な状態にリセットすることです。

  • 簡易:コンセントから外した後で、電源ボタンを1分程度、長押し続けてください
  • 完全:ノートパソコンはバッテリーも外してください(※分解が不要な構造の場合に限ります)

放電作業を行いましたら、コンセントに接続して起動をお試しください。Windows11が通常通り起動できれば作業の完了です。

観察ポイントと対処の判断目安

もし「Your device ran into a problem」黒い画面になる場合は、以下の点を観察してください。

  • 「 Stop code: 」が変化した場合は、何回か再起動して確認し、「毎回変化してしまう」
  • 「 Stop code: 」に「 BIOS 」の表示がある

診断1:該当する場合

  • この場合は、部品のトラブルである可能性も考えられます。確定には切り分け用の部品や検査ソフトが必要であり、修理相談を検討するタイミングになります

診断2:該当しない場合

  • Windowsエラーの可能性が高く、安心して、次のステップへ移行してください
  • パソコン修理のお問い合わせでは、「すぐに解決しないと悪化しますか?」というご相談もありますが、生ものではないため、緊急で作業を進める必要はありません。いったんシャットダウンして時間のあるときに次のステップに進むのでも大丈夫です(いったん休憩という選択)

実績

※「同じ作業で状態が変わった例」ではありますが、同じ結果を保証するものではありません。


このままメンテナンス作業を続ける場合の画面の流れになります。

Your device ran into a problem and needs to restart.黒い画面が表示されますと再起動します。

Your device ran into a problem and needs to restart.エラー画面

100%までお待ちいただきますと自動的に再起動します。しばらくお待ちください。

*自動的に再起動しない場合は、電源ボタンを長押しして強制終了しても、Your device ran into a problem 画面でしたら問題ありません。

再起動後は、「自動修復を準備しています」メッセージが表示されます。

自動修復を準備しています画面

一般的に、この画面の次でBitLocker回復キーの入力を求める画面が表示されます。もし違うタイミングで表示された場合でも、次の緊急対応2をご確認ください。


緊急対応2:BitLocker回復キー

BitLocker回復キーの入力画面
「続行」ボタン or 「このドライブをスキップする」のどちらをクリックしていますか?

補足の章で BitLocker回復キー についてもレポートしています。

【注意点】BitLocker回復キーの入力を求める画面が表示される場合です。

この先のメンテナンス作業(迅速なマシンの回復~システムの復元)を進めるには、BitLockerという暗号化を解除するためにBitLocker回復キーの入力が必要になります。

そこでここでは、BitLocker回復キーの入力ができているかの診断が主目的になります。

作業方法

BitLocker回復キーの入力を求める画面が表示される場合は、表示されるたびに回復キーを入力して先に進みます。

観察ポイントと対処の判断目安

次の画面に進むためには、「続行」ボタン or 「このドライブをスキップする」のどちらかしか方法はありません。

診断1:「このドライブをスキップする」を選択している場合は、回復キーを入力せずに進んでいる状態です。

  • データを残したい場合は、なんとか回復キーを見つける必要があります 回復キーの見つけ方
  • 初期化 でも問題ない場合は、こちらのリンクから作業方法をご確認ください
  • 自力での初期化が難しいと感じる場合は、パソコン修理に相談するという選択肢もあります

診断2:「続行」ボタンを選択できている場合は、回復キーの入力ができているため、このまま次のメンテナンス作業に移行してください。


次に「PCを診断中」というメッセージが表示されます。一般的には、「自動修復を準備しています」→「回復キーの入力」→「PCを診断中」という流れで画面が進みます。

PCを診断中画面

「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした。」の画面まで進むと、いったん待ち状態になります。次の画面に進む場合は、キーボードのEnterキーを押します。

現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした。画面
この画面まで進むと、いったん待ち状態になり、次の画面に進む場合は、キーボードのEnterキーを押します

観察ポイントと対処の判断目安

診断1:「ネットワークに接続できませんでした」の場合

  • 画面のタイトルが「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした」ではなく、「ネットワークに接続できませんでした」と表示されている場合は、クラウド修復が実行できていない状態です
  • 次のステップで行う「迅速なマシンの回復」もクラウド修復を利用します。そのため、インターネットに接続できる環境で進める必要があります

診断2:「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした」の場合

  • クラウド修復の処理が完了した状態ということが確認できましたので、次の「緊急対応3:迅速なマシンの回復」をスキップして、Windows11が起動するかどうかを確認してみてください
  • この画面のままにしておきますと、標準設定では30分おきに自動修復(クラウド修復)を行ってくれます。もし手軽なクラウド修復で様子を見たい場合は、次に進まず、このまま自動修復を試してください
  • もしこのWindows11の起動トラブルが発生してから時間が経過している場合は、クラウド修復だけでは改善が見られないケースもあります。その場合は、他のメンテナンス作業に進むか、ここで修理相談を検討するタイミングになります

緊急対応3:迅速なマシンの回復

迅速なマシンの回復ボタンのある、その他の回復オプション画面の画像

この作業の根拠については、補足の章 迅速なマシンの回復 でレポートしています。

作業したほうが良いケース

  • 前の画面で「ネットワークに接続できませんでした」と表示されていた

作業方法

  • 「迅速なマシンの回復」ボタンをクリックすると実行されます
  • 基本的にはワンクリックで完了まで進みますが、途中でWi-Fiのパスワード入力を求められる画面が表示された場合は、入力することでインターネットに接続できるようになります

観察ポイントと対処の判断目安

診断1:「ネットワークに接続できませんでした」と表示される場合

  • いつものインターネット環境(Wi-FiやLANケーブル)に接続したうえで、もう一度「迅速なマシンの回復」を試してください
  • 何回試してもネットワーク接続できない場合は、クラウド修復をいったん保留にして、次のメンテナンス作業へ進む選択肢もあります(※このクラウド修復機能は2025年以降に追加されたものです)

診断2:「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした」と表示される場合

  • 表示が「ネットワークに接続できませんでした」から「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした」に変わった場合は、クラウド修復の処理が一通り完了した状態です。再起動して、Windows11が起動するかどうかを確認してみてください

再起動してもWindows11が起動できなかった場合は、しばらく自動修復を待ってみる方法もありますし、コマンドプロンプトを使った別のメンテナンス作業を試してみる方法もあります。

ここからは、対処法2として「コマンドプロンプト」を使った操作に進みます。

「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした。」の画面まで進むと、いったん待ち状態になります。次の画面へ進みたい場合は、キーボードのEnterキーを押してください。

「その他の回復オプション」画面が表示されましたら、次に進むために「トラブルシューティング」をクリックします。

迅速なマシンの回復ボタンのある、その他の回復オプション画面の画像

続いて表示される「オプションの選択」画面でも、同様に「トラブルシューティング」をクリックしてください。

オプションの選択画面

「トラブルシューティング」画面が表示されましたら、「詳細オプション」をクリックして次に進みます。

トラブルシューティング画面

「詳細オプション」画面が表示されましたら、「コマンドプロンプト」をクリックして準備完了です。

詳細オプション画面

緊急対応4:dirコマンド(診断)

コマンドプロンプトの画面で、dir c: /aの画像
「dir c: /a」を実行し、Program Files・Users・Windows の3つのフォルダが表示されれば、そのドライブが対象になります。

作業方法

コマンドプロンプトの画面では、普段使っている「Cドライブ」が「D」や「E」と表示されることがあります。正しい場所を確認するために、次の手順で確認していきます。

  1. 画面に「 dir(スペース)c:(スペース)/a 」と入力し、キーボードのEnterキーを押します
  2. コマンドは、スペースも含めてすべて半角で入力します。もし入力を間違えてもエラーが出るだけで壊れたりはしませんので、落ち着いて入力してください
  3. 表示された一覧の中に、次の3つのフォルダがあるかを確認します。
    • Program Files
    • Users
    • Windows
  4. 3つすべてが確認できた場合は、そのドライブが対象になります。ドライブレター(例「 c: 」)をメモしておきましょう
  5. 見当たらない場合は、「 dir(スペース)d:(スペース)/a 」「 dir(スペース)e:(スペース)/a 」というように、順番に確認していきます(※見つかるまでABC順で確認します)

観察ポイントと対処の判断目安

3つのフォルダの並びに「pagefile.sys」という重要なファイルが表示されます。

コマンドプロンプト画面内のpagefile.sysにクローズアップした画像

診断1:「pagefile.sys」が表示されていない、または前回使用日よりも古い場合

「pagefile.sys」は重要なプログラムのひとつであり、機能が停止しているのは異常と判断できます。

パソコン修理で見ていますと、以前から何らかのエラーが発生していた可能性があり、今回のトラブルはその影響が表面化したものと考えられます。エラーが蓄積されていますので、専門的な修復が必要です。

  • 初期化でも良い場合
    • この先の作業を続けることによって、「このPCを初期状態に戻す」がエラーになり初期化に失敗する可能性もあるため、この後の作業はスキップして初期化に移行してください
    • あらかじめ回復ドライブを作成している場合は、エラーが蓄積されていても、「このドライブから回復する」という初期化が可能なため、次のステップ chkdsk コマンドを先に試してみることもできます
  • なるべく初期化を避けたい場合
    • 修理相談を検討するタイミングになります

診断2:「pagefile.sys」の日付が前回使用日と一致する、またはそれ以降の日付の場合

Your device ran into a problem の黒い画面が表示されるまでに時間がかかると、Windowsが起動できていなくても「pagefile.sys」の日付が電源を入れた日に更新されることがあります。これは異常ではありません。

  • 安心して、次のステップ chkdsk コマンドへ移行してください

緊急対応5:chkdskコマンド

chkdsk c: /fと入力している画像
chkdskは「 ¥ 」を入れるとエラーになります。

この作業の根拠については、補足の章 chkdskコマンド でレポートしています。

作業を検討しやすいケース

  • 使用年数が5年以上
  • ある日突然、このトラブルが発生した(特別な操作をしていない)
  • 停電など、電源が急に切れたあとから発生している

【注意】作業をいったん止める判断材料

  • ファイルチェック中はカウンターが進みますが、SSDで2秒以上、HDDで4秒以上動かない状態が続く場合は、無理に作業を進めず、直ちに中断すべきです

作業を中断する場合は、右上の「×(閉じる)」でコマンドプロンプト画面を閉じてから、「PCの電源を切る」を選択します。

作業方法

dirコマンドに続けて、「 chkdsk(スペース)c:(スペース)/f 」と入力し、キーボードのEnterキーを押します。

ドライブレターの「 c: 」は、先ほど確認したものを入力してください。「 /f 」は固定で、必ず付けます。

  • ドライブが「c:」の場合: chkdsk c: /f
  • ドライブが「d:」の場合: chkdsk d: /f
  • ドライブが「e:」の場合: chkdsk e: /f

「X:\windows\system32>」と表示されたら、chkdskコマンドは完了しています。

X:\windows\system32>の画像

観察ポイントと対処の判断目安

診断1:カウンターが進まず、中断した場合

  • ストレージなど部品側の影響が考えられるため、修理相談や買い替えを検討するタイミングになります

診断2:特に問題なく完了した場合

  • 安心して、次の sfc コマンドを試してください

実績

※同じ作業で状態が変わった例ではありますが、同様の結果を保証するものではありません。

緊急対応6:sfcコマンド

sfc /scannowと入力している画像
chkdskから連続で作業できます

この作業の根拠については、補足の章 sfcコマンド でレポートしています。

作業を検討しやすいケース

  • 前回使用時にアプリのインストールなどイベントがあった

作業方法

chkdskコマンドに続けて、「 sfc(スペース)/scannow 」と入力し、キーボードのEnterキーを押します。

「X:\windows\system32>」と表示されたら、sfcコマンドは完了しています。

観察ポイントと対処の判断目安

診断1:もし「 Windows リソース保護は要求を実行できませんでした 」と表示される場合

このメッセージは、Windowsのバージョンによって見られます。その場合は、Windowsがインストールされている場所を明示して、もう一度実行します。

  • ドライブが「c:」の場合: 「 sfc /scannow /offbootdir=c:¥ /offwindir=c:¥windows
  • ドライブが「d:」の場合: 「 sfc /scannow /offbootdir=d:¥ /offwindir=d:¥windows
  • ドライブが「e:」の場合: 「 sfc /scannow /offbootdir=e:¥ /offwindir=e:¥windows

診断2:特に問題なく完了した場合

  • システムファイルの修正が行われている可能性があるため、再起動を行います
  • 再起動時は、念のため、セーフモードという診断モードで起動確認を行ってください

右上の「×(バツマーク)」で画面を閉じると、「オプションの選択」画面に戻ります。そのまま「トラブルシューティング」を選択して進みましょう。

オプションの選択画面

「トラブルシューティング」画面が表示されたら、「詳細オプション」を選びます。

トラブルシューティング画面

「詳細オプション」画面では、「スタートアップ設定」をクリックしてください。

詳細オプション画面

「スタートアップ設定」画面が表示されたら、「再起動」を選択します。

「スタートアップ設定」画面で再起動をクリックしている画像

再起動後に、BitLocker回復キーの入力を求める画面が表示された場合は、画面の案内に沿って回復キーを入力してください。


緊急対応7:セーフモード

スタートアップ設定の画面でこれからキーボードのF4を押す前の画像

この作業の根拠については、補足の章 セーフモード でレポートしています。

作業方法

スタートアップ設定の画面で、キーボードの「4」または「F4」を押すと、セーフモードでの起動を試すことができます。

観察ポイントと対処の判断目安

診断1:セーフモードで起動できた場合

  • USB機器にデータをコピーして、一時的に退避させることも可能です
  • データの安全が確保できたら、これまでの修復作業の効果を確認する目的で、通常起動を試してください

診断2:セーフモードでは起動できたが、通常起動はできなかった場合

診断3:セーフモードで起動できなかった場合

  • 最終チェックポイントになる、次の復元ポイントの診断に進んでください

実績

※同じ作業で状態が変わった例ではありますが、同様の結果を保証するものではありません。


ここからは、対処法3として「システムの復元」を利用する方法です。

コマンドプロンプトやスタートアップ設定が表示されていた「詳細オプション」画面に、「システムの復元」ボタンがあります。

ちなみに、「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした。」の画面が表示されている場合は、キーボードのEnterキーを押すことで次の画面に進めます。

その後は、トラブルシューティング → トラブルシューティング → 詳細オプション とクリックしていくと、該当の画面が表示されます。

「詳細オプション」画面が表示されましたら、選択肢の中から「システムの復元」を選ぶことで、次の画面に進むことができます。

詳細オプション画面

「システムファイルと設定の復元」画面が表示されたら、内容を確認したうえで「次へ(N)」を選択してください。

次へ(N)をクリックしている画面

緊急対応8:復元ポイントの確認(診断)

選択したイベントの前の状態にコンピューターを復元します画面の画像

復元ポイントを確認して診断したほうがよい根拠については、補足の章 システムの復元 でレポートしています。

作業内容

このままシステムの復元を実行するか、または他の選択肢に切り替えるかを判断する分岐点になります。

*システムの復元を実行すると決められた場合は、前回使用日の復元ポイント(一致していない場合は最新の日付)をクリックして選択してから、「次へ(N)」をクリックしてください。

「システムの復元」の注意点

これまでに紹介してきた他の緊急対応は「エラーが発見されれば、それを直す」機能でした。

システムの復元は、「復元ポイント(バックアップ)時に戻す」機能です。そのバックアップ対象にエラーがあれば、エラーのない状態に復活します。

特に「 Stop code: 」がドライバー関係ですと、バックアップ対象の可能性が高く、システムの復元は、今回のトラブルに対して有効な解決策です。

しかし、その反面で、システムの復元は、一部のプログラムだけ(全部ではない)を戻しますし、正常な個所も変更しますので、システムの整合性が取れなくなるケースも稀にあり、復元作業の途中でエラーが表示されることもあります。

パソコン修理の現場では、「システムの復元の前で、いったん立ち止まって判断しておけばよかったかもしれない」というご相談もあります。

回復ドライブを事前に作成してあってデータの保護もできている場合は注意点がないのですが、そうではない場合は、念のため、ここでいったん立ち止まって検討してみましょう。

注意点についての判断材料

  • (判断1)初期化でも問題がなく、回復ドライブを事前に作成していない場合は、システムの復元をスキップして、「このPCを初期状態に戻す」から初期化をする
  • (判断2)なんとか自力で直したい場合は、システムの復元以外にできることがまだ残っていないかを「 Stop code: 」を使ってAIに分析させる
  • (判断3)注意点を把握した上で、システムの復元を実行する 注意点の記事
  • (判断4)「修理も視野に入れている」という場合は、この時点で作業を止めて、修理相談を検討する

観察ポイントと対処の判断目安

「選択したイベントの前の状態にコンピューターを復元します」画面に復元ポイントが表示されています。その日付を確認してください。

診断1:復元ポイントが無い(この画面の手前でエラー画面になる)場合

補足:バックアップが作成されていないか、復元ポイントのエラーです。

  • システムの復元ではない選択肢になります(判断 1、2、4)

診断2:復元ポイントの日付けと前回使用日が一致する

補足:今回のエラーを戻せるようにバックアップが作成された可能性もあります。

  • すべてが選択肢になります(判断 1、2、3、4)

診断3:復元ポイントの日付けと前回使用日が一致しない

補足:システムの復元ではカバーしていない要素のエラーが今回の原因である可能性が高いです。

  • すべてが選択肢になります(判断 1、2、3、4)

実績

※同じ作業で状態が変わった例ではありますが、同様の結果を保証するものではありません。


「システムの復元」を実行される場合の続きの方法です。

復元ポイントの確認画面が表示されたら「完了」をクリックしてください。

復元ポイントの確認画面

いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか?画面が表示されたら「はい」をクリックして、システムの復元スタートです!10分未満で完了します。

いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか?画面

システムの復元は正常に完了しました画面が表示されたら「再起動」をクリックしてください。再起動しますので、無事Windows11が起動するかどうかをご確認ください。

システムの復元は正常に完了しました画面

システムの復元中にエラー画面が表示され、途中で進まなくなることもあります。この時点で無理に操作を続ける必要はありません。エラー画面を写真に撮っておくと、あとからAI診断で状況を整理する手がかりになります。

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Gemini(AI)診断:緊急対応でも解決できないときは

Windows11起動トラブルをGeminiに相談しながら解決しているイラスト

長年お使いのパソコンの場合、「自分で直せなかったら新しいパソコンを購入するけど、急な出費は抑えたい。まだまだ試せることがあれば確認してから判断したい」と考える方もいらっしゃるかと思います。

一方で、「 Stop code: 」を手がかりにネット検索をしながら原因や対処法を整理するのは、思った以上に時間がかかることもあります。そこで、次の選択肢を考える手段として、ダイレクトに「答え」を提案してくれるAIを活用する方法があります。

プロンプト(質問文)の考え方

AIへのプロンプトには、「 Stop code: 」に加えて、これまでに行った作業や、その結果どのような表示が出たかを書いておくと整理しやすくなります。

あとはAIからいくつか作業の提案が示されますので、実行した結果や表示内容を伝えながら、対話形式で整理していく流れになります。

なお、「 Stop code: 」だけを伝えて、可能性のある作業を一から整理し直す、という進め方を選ぶこともできます。

最初からすべてを書こうとしなくても問題ありません。あとから情報を補足したり、やり直したりすることもできますので、「正確に書かなければならない」と考えすぎず、無理のない範囲で進めてみてください。

こちらは代表的な例になります。ご活用いただければ幸いです。実際に表示されている文言など、必要に応じて訂正してお使いください。


Your device ran into a problemのAI分析に使えるプロンプトのテンプレ

以下の文章をコピーしてGeminiに貼り付けてください

# 役割

あなたはWindowsトラブル解決のプロフェッショナルです。

# 相談内容

パソコンの電源をオンしますと、Windows11の起動がはじまるのですが、すぐに「Your device ran into a problem and needs to restart.」黒い画面が表示されます。自動的に再起動した後で、「自動修復を準備しています」が表示され、しばらく待ちますと「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした」画面になります。再起動しても、再び「Your device ran into a problem and needs to restart.」がループします。

# すでに試したこと

記事を参考に以下の作業を行いましたが、改善しませんでした。

  1. コンセントから外した状態で、60秒間電源ボタンを長押しする放電
  2. スタートアップ修復・クラウド修復 又は、迅速なマシンの回復(正常に完了)
  3. コマンドプロンプトで「chkdsk c: /f」を実行(エラーなし)
  4. コマンドプロンプトで「sfc /scannow」を実行(正常に完了)
  5. セーフモードでの起動(起動できず)
  6. システムの復元で「前回使用日と一致する復元ポイントを選択」して実行(正常に完了)*「作業中にエラーがあり、中断」など、実際の状況を書きます

# 確認したこと

  1. Bitlocker回復キーを入手済み

# PCの情報

表示されているStop code:*ここには実際に表示されているエラーコードを書きます。

表示されているWhat failed:*Stop codeの下にWhat failedがある場合は、実際に表示されているプログラム名を書きます。

発生のきっかけ:「*ここには前回使用時の状況(たとえば、「前回の使用時は異常なし。突然発生」「アプリをインストールしたなど」)

システムの復元について:実行した復元ポイントの説明欄は「*ここには実際に表示されていたメモ」です。

PCのメーカー:[DELL、HP、Lenovoなどわかればここに追記してください]

# お願い

初心者にもわかるように、次に試すべき具体的な手順をステップ形式で教えてください。


作業内容は書かない、一からやり直し案

以下の文章をコピーしてGeminiに貼り付けてください

# 役割

あなたはWindowsトラブル解決のプロフェッショナルです。

# 相談内容

パソコンの電源をオンしますと、Windows11の起動がはじまるのですが、すぐに「Your device ran into a problem and needs to restart.」黒い画面が表示されます。自動的に再起動した後で、「自動修復を準備しています」が表示され、しばらく待ちますと「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした」画面になります。再起動しても、再び「Your device ran into a problem and needs to restart.」がループします。

# すでに試したこと

  1. 状況の把握で、再起動を数回

# 確認したこと

  1. Bitlocker回復キーを入手済み

# PCの情報

表示されているStop code:*ここには実際に表示されているエラーコードを書きます。

表示されているWhat failed:*Stop codeの下にWhat failedがある場合は、実際に表示されているプログラム名を書きます。

発生のきっかけ:「*ここには前回使用時の状況(たとえば、「前回の使用時は異常なし。突然発生」「アプリをインストールしたなど」)

PCのメーカー:[DELL、HP、Lenovoなどわかればここに追記してください]

# お願い

初心者にもわかるように、次に試すべき具体的な手順をステップ形式で教えてください。

お問い合わせフォーム
電話番号は0358231870です

【補足】Your device ran into a problem の原因

Your device ran into a problem and needs to restart.のエラー画面

Your device ran into a problem and needs to restart.は、深刻なレベルのトラブルが発生すると、緊急で表示されるWindows11のエラー画面です。

ちなみに、本記事はパソコン起動途中で表示される現象を対象としていますが、パソコン使用中に(起動後でも)深刻なレベルのトラブルが発生したなら、この画面が表示され再起動します。

パソコン修理の現場では、メモリなどの部品故障よりも、Windowsのエラーが原因で起動に失敗しているケースが多く見られます。一般的な原因は以下のとおりです。

  • メモリやストレージの不具合
  • ファイルシステムのエラー
  • システムファイルの不整合
  • ウイルスやマルウェアによる影響
  • ハードウェアの経年劣化

もし画面下部にあります「 Stop code: 」が毎回変化する場合は、部品故障も疑われますが、変化しない場合は、部品故障よりもWindowsのエラーが原因である可能性が高くなります。

たとえば、Windowsのエラーが原因の場合は、エラーを起こしているプログラムがロードされたときに緊急停止します。毎回同じタイミングですから、「 Stop code: 」が変化することはまずありません。

部品故障は負荷に耐えられなくなったタイミングで緊急停止しますので、毎回タイミングが変わり「 Stop code: 」が変化しやすいと言えます。

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【補足】Stop code(エラーコード)で分かること・分からないこと

若い研究員が、Your device ran into a problem 画面のエラーコードを分析しているイラスト
Windowsのエラーコードは沢山あります。

パソコン修理のお問い合わせでは、「Stop code(エラーコード)で診断して、解決策を見つけられますか?」というご相談をいただくことがあります。

すでにエラーコードで検索されていると、「難しい作業になりそうだけど、自分でも対応できるのだろうか?」と戸惑いを感じますよね。

もし、エラーコードごとに作業手順が決まったマニュアルがあれば、それを見て「自分でもできそうか・難しそうか」を判断できます。しかし、残念ながらそのようなマニュアルは用意されていません。

この章では、エラーコードそのものを“答え”として扱うのではなく、「自分でも対応できるのだろうか?」を判断するための考え方として、エラーコードの見方を整理します。

「Your device ran into a problem and needs to restart.」の画面下部には、Stop code と呼ばれるエラーコードが表示されることがあります。

このエラーコードは、直接的な修復手順を示すものではありません。診断の視点では、原因そのものではなく「影響が出た範囲」を示す情報として扱います。

エラーコードを「この操作をすれば直る」という答えとして読むのではなく、切り分けの起点として使うのが正しい位置づけです。

Stop codeから分かること・分からないこと

  • Stop codeは「どの系統で異常終了したか」を示します
  • Stop codeだけでは「どのプログラムが原因か」までは特定できません

代表的な例を挙げると、次のような分類になります。

  • 0x000000EA:グラフィック処理系で異常が発生した可能性
  • 0x00000050:メモリアクセスに問題が発生した可能性
  • 0x0000001A:メモリ管理に関わる異常が発生した可能性
  • 0x000000D1:ドライバー処理で異常が発生した可能性

ここで重要なのは、「可能性の範囲」が分かるだけで、原因が決まるわけではありません

Stop codeが診断に使いやすいケース

Stop codeが比較的診断に使いやすいのは、対象となる部品や仕組みが限定されている場合です。

たとえば、0x000000EA のようにグラフィック処理系が示唆される場合は、グラフィックボード(部品)とそれを動かすためのドライバー(プログラム)に限定されるため、切り分ける方法がエラーコードから見えてきます。

Stop code分析が難しくなるケース

一方で、0x0000001A や 0x00000050 のようなメモリ関連のStop codeは、診断の難易度が一気に上がります。

メモリは特定のプログラムに限定されず、あらゆる処理の影響を受けるためです。

この場合、Stop codeだけから「どの処理が引き金になったのか」を特定することはできません。

同様に、0x000000D1 のようなドライバー系のStop codeも、対象となるドライバーが非常に多いため、エラーコード単体では診断が完結しません。

直前の状況を組み合わせた診断の考え方

Stop codeが診断として有効に働くのは、直前の操作や環境変化と組み合わせた場合です。

たとえば、アプリのインストールやWindowsアップデート直後からエラーが発生している場合は、その変更点が診断の軸になります。

このようなケースでは、「いつも通り使っていて突然起きた」のか、「何か変更を加えた直後なのか」で、診断の方向性が大きく変わります。

Stop codeは答えを出すための情報ではなく、次にどの診断ステップへ進むかを考える「材料」として扱います。

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【補足】緊急対応で使っている修復方法の根拠について

若いエンジニアが修復の方法について解説しているイラスト

ここからは、「なぜ緊急対応で、この作業を行うのか?」と疑問に感じた方向けの補足です。

パソコン修理のお問い合わせでは、「これこれこういう作業をしたけれど、悪化させていないか心配で……」というご相談はとても多くあります。

自分で直せないときは修理に出そうと考えつつ、できれば自分で直したい気持ちもあり、その一方で、無理な作業で状態を悪化させたくはありませんよね。

この記事で紹介している緊急対応の修復方法は、そうした気持ちのバランスを考えたものです。

ここでは、その根拠を整理していきます。


放電

放電を試す理由

  • 「Your device ran into a problem and needs to restart.」のようなエラーでは、修理の受付時点では症状が確認できず、到着時には回復しているケースがあります。実際、当社でも月によっては約5%ほど見られます
  • このようなケースでは、移動中や電源断の過程で放電が行われた可能性が考えられます

放電が判断材料になる理由

  • 帯電が原因で一時的に部品が誤作動している場合、プログラム自体に問題がなくてもエラーが発生することがあります
  • 放電によって状態が変わるかどうかを観察することで、原因が一時的なものかどうかを切り分ける材料になります

この根拠から分かる判断ポイント:

  • 放電によって症状に変化が見られない場合は、帯電以外の要因が考えられるため、次の診断ステップに進む目安になります

BitLocker回復キー

BitLocker回復キーは、トラブルの原因そのものではありません。

ただし、Windows11の起動トラブルでは、回復キーを入力しないと先に進めない作業がいくつか存在します。

たとえば、この記事で紹介している緊急対応の作業は、BitLocker回復キーの入力が求められることがあります。

修理の現場では、「BitLockerがよく分からなかったのでスキップしてしまった」「入力しなくても進めると思っていた」という理由で作業が止まり、結果として修復できなかったケースも少なくありません。

この根拠から分かる判断ポイント:

  • Windowsのエラーを修復するときに、BitLocker回復キーが求められる場合は、スキップせずに入力する必要があります

なお、BitLockerはWindows11標準の暗号化機能で、多くのパソコンでは購入時から有効になっています。回復キーは、初期セットアップ時に登録したMicrosoftアカウントに保存されています。


迅速なマシンの回復

迅速なマシンの回復は、BitLocker回復キーと同じように、知らないことで判断や診断に迷いやすい項目のひとつです。

迅速なマシンの回復を試す理由

  • 迅速なマシンの回復は、Windowsアップデートから解決策をダウンロードして自動的に修復するという優れものであり、既知のエラーを解決する目的のプログラムです
  • 「ネットワークに接続できません。」画面が表示されたときは、いつも使っているネット環境に接続して、迅速なマシンの回復ボタンをクリックすることでやり直すことができます

迅速なマシンの回復が判断材料になる理由

  • 迅速なマシンの回復によって状態が変わるかどうかを観察することで、原因が既知のWindowsエラーによるものなのかどうかを切り分ける材料になります

迅速なマシンの回復を止めるとき

  • Windowsアップデートは毎月更新されるため、1か月間はタイムラグがあることも考えられます。それ以上の期間を待っても、解決策が提供される見込みは低くなります

この根拠から分かる判断ポイント:

  • 迅速なマシンの回復によって症状に変化が見られない場合は、次の診断ステップに進む目安になります

chkdskコマンド

chkdskコマンドを試す理由

  • chkdskは、ファイルシステムのエラーを確認・修復するためにWindows11で標準的に用意されているコマンドです
  • ファイルシステムとは、ファイルを管理する根本の仕組みです。ファイルシステムにエラーがありますと、該当ファイルが見つからなくなり、アクセスできなくなります
  • もしファイルシステムのエラーで重要なWindowsのプログラムにアクセスできなければ異常終了してしまい、Your device ran into a problem and needs to restart.エラーの原因になります

chkdskコマンドが判断材料になる理由

  • chkdskコマンドによって状態が変わるかどうかを観察することで、原因がファイルシステムのエラーによるものなのかどうかを切り分ける材料になります

chkdskコマンドを止めるとき

  • ファイルをチェックするとカウンターが進みます。カウンターが2秒以上停止する場合は、読み込めない状態でありSSD側に読み取りの問題がある可能性も考えられます

この根拠から分かる判断ポイント:

  • chkdskコマンドによって、症状に変化が見られない場合は、ファイルシステム以外の要因を疑い、次の診断ステップに進む目安になります
  • chkdskコマンドの処理途中でカウンターが2秒以上停止する場合は、パソコンの修理または買い替えを検討する目安になります

sfcコマンド

sfcコマンドを試す理由

  • sfcは、システムファイルの状態を確認し、必要に応じて整合性を回復するために、Windows11で標準的に用意されているコマンドです
  • Windows11のシステムファイルに破損や不足、改ざんなどの不整合があれば異常終了してしまい、Your device ran into a problem and needs to restart.エラーの原因になります

sfcコマンドが判断材料になる理由

  • sfcコマンドによって状態が変わるかどうかを観察することで、原因がシステムファイルの整合性違反によるものなのかどうかを切り分けられます

sfcコマンドの注意点

  • システムファイルの整合性違反が検出される場合は、システムファイルに修正が行われます。sfcコマンドを実行した場合は、再起動することが求められます

この根拠から分かる判断ポイント:

  • sfcコマンドによって、症状に変化が見られない場合は、システムファイル以外の要因を疑い、次の診断ステップに進む目安になります

セーフモード

セーフモードを試す理由

  • セーフモードは、メンテナンスに必要な最低限だけのシステムで起動する、Windows11の診断モードです
  • データのバックアップが目的の場合は、セーフモードで起動後にデータをUSB機器へコピーできることもあります

セーフモードが判断材料になる理由

  • セーフモードで起動できる場合は、通常起動時に読み込まれるドライバーやサービス側にエラーがあることを切り分けることができます
  • セーフモードでも起動できない場合は、必要最低限だけのシステムにもエラーがあります

この根拠から分かる判断ポイント:

  • セーフモードで起動できる場合は、Windows11のメンテナンス機能を活用しながら、ドライバーやサービス側に発生したエラーを修復するかどうかを検討できます
  • セーフモードで起動できない場合は、次の診断ステップに進む目安になります

システムの復元

※この項目は、復元を実行するための説明ではなく、「復元ポイントの情報から何が読み取れるか」を整理するための補足です。

システムの復元を確認する理由

  • システムの復元は、Windows11のシステムに重要なイベント(変更)があると復元ポイントというバックアップを作成してエラーに備えるプログラムです

復元ポイントが判断材料になる理由

  • 復元ポイントが作成された日と最終使用日が同じ場合は、エラーに備えるために復元ポイントが作成された可能性が高く、システムの復元を実行する判断材料になります
  • 復元ポイントの作成日と最終使用日が一致しない場合は、システムの復元ではカバーしていない可能性が高く、システムの復元ではない方法も検討する判断材料になります

この根拠から分かる判断ポイント:

  • システムの復元によって症状に変化が見られない場合は、自分で対応を続けてよいか、修理や買い替えを考えたほうがよいか、AIを使ってもう一段階整理するか、を検討する目安になります
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Your device ran into a problem and needs to restart. 黒い画面のよくあるご質問(FAQ)

ノートパソコンにFAQと表示されているイラスト

Your device ran into a problem エラーは、なぜ突然表示されるのですか?

Windowsは、基本的には同じ状態で安定して動き続ける仕組みです。そのため、普段通りに使っていて突然この画面が表示された場合は、一時的な読み込みエラーや偶発的な不具合であることも少なくありません。

このようなケースでは、放電やコマンド修復などの基本的な対処で改善することも多いため、まずは落ち着いて状況を確認してみてください。

chkdskコマンドを実行して、状態が悪くなることはありますか?

ストレージ自体に物理的な故障がある場合は、通電そのものが負担になる可能性はあります。ただし、このエラー画面が表示されて操作できている状態であれば、完全な故障ではないケースも多いです。

chkdskは、エラーが見つかった部分のみを修正する仕組みで、正常なデータを書き換えることはありません。そのため、状況を確認する手段として比較的安全に試せる方法です。

セーフモードで起動すれば、このエラーは解決しますか?

必ず解決するとは限りませんが、セーフモードで一度起動するだけで改善するケースも実際にあります。

セーフモードは必要最低限の構成でWindowsを起動するため、読み込み時の不具合がリセットされることがあります。操作が比較的シンプルな診断方法ですので、試す価値は十分にあります。

黒い画面のまま進まず、フリーズしているように見えます。

通常は進捗(%)が表示され、自動的に再起動しますが、まれに処理が止まったように見えることがあります。

10分ほど待っても画面が変わらない場合は、電源ボタンを長押しして一度電源を切り、再度起動してみてください。長時間変化がない場合は、内部処理が停止している可能性があります。

BitLocker回復キーが見つかりません。どうすればよいですか?

回復キーが見つからない場合、初期化を前提とした復旧方法になります。

事前に回復ドライブを作成していなくても、メーカー提供のリカバリ手段で初期化できるケースがあります。データを残したい場合は、回復キーを見つける必要があるため、無理に作業を進めず判断することが大切です。

システムの復元で、データが消えることはありますか?

システムの復元は、Windowsの設定やプログラム状態を過去に戻す機能です。文書や写真などの保存データが直接消えることはありません。

ただし、復元対象に含まれるアプリや設定は変更されるため、不安がある場合は実行前に立ち止まって判断することをおすすめします。

次の修復作業に進まなくても問題ありませんか?

はい、問題ありません。このエラー対応は「最後までやり切らなければならない」ものではありません。

不安を感じた時点で作業を止め、修理相談やデータ保護を優先する判断も、適切な選択肢のひとつです。

このトラブルを予防する方法はありますか?

はい、完全に予防することは難しいのですが、アプリのインストールを行う前や1週間に1回程度、再起動すると、トラブルを起こすであろう要因を減らすことができます。

ちなみに、Windows高速スタートアップとスリープは、Windowsを不安定にしてしまうときがあり、そのような要因を再起動でリセットできます。

修理に出すタイミングは、いつ判断すればよいですか?

複数の対処を試しても状態が変わらない場合や、作業内容に不安を感じた場合は、無理に続けず修理を検討する目安になります。

「これ以上は進めないほうがよさそう」と感じたタイミングで立ち止まることも、トラブルを大きくしないための大切な判断です。

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この記事を読んで判断できたこと(まとめ)

「まとめ」をイメージしたイラスト

ここまで読み進めていただくことで、次のような判断材料が整理できているはずです。

  • いま起きているトラブルが、自分で様子を見ながら進められる可能性があるのか、それとも無理をしないほうがよい状態なのか
  • chkdsk や sfc、セーフモードなど、エラーを「直す」作業をどこまで試せるか
  • システムの復元について、メリットと注意点を理解した上で実行するかどうか
  • 復元ポイントの有無や日付から、今回のトラブルがソフトウェア要因か、それ以外の可能性か
  • この先を自力で続けるか/別の方法を考えるか/修理を検討するかという選択肢

この記事は、「必ずここまでやってください」という手順書ではありません。

今の状態を把握したうえで、次に何をするのが自分にとって安心かを判断できるようにすることを目的としています。

「ここで一度止めて相談する」という判断も、正しい選択のひとつです。 ご自身の状況に合ったペースで、無理のない対応を選んでください。