BitLocker 回復キーをスマホで確認する手順
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スマホで 回復キーの管理ページ を開く
※ 会社・学校は こちら - Microsoftアカウントにサインインする
- 「デバイス名」が一致する回復キー(48桁)を探す
- Windowsパソコンに回復キーを入力してロックを解除する
登録したメールアドレスが分からない場合は、スマホのメール検索で「Microsoft」と調べると手がかりになることがあります。
1. 個人用アカウントの場合
会社といった団体にログインしていないパソコンです。個人向けのMicrosoftアカウントの作業手順になります。所要時間は5分程度です。
手順1:ドライブラベルと回復キーIDをメモしてください。
BitLocker回復キーの入力画面に表示されたドライブラベルと回復キーIDをメモしてください。
このドライブラベルと回復キーIDが一致するBitLocker回復キーが必要です。一致しないBitLocker回復キーを入力しても解除できません。
手順2:クラウドのMicrosoftアカウントにアクセスしてください。
このリンク( https://account.microsoft.com/devices/recoverykey )からアクセスしてください。
手順3:メールアドレスを入力してください。
サインイン画面が表示されましたら、メールアドレスを入力して、次へボタンをタップしてください。
もし”Microsoftアカウントが存在しません”と出る場合は、そのアドレスは登録されていません。別のメールアドレスをご入力ください。
登録したメールアドレスを確認するポイント
BitLockerの回復キーに使われている登録メールアドレスが分からない場合は、 まずご自身のスマホに入っているメールアプリ(Gmail、Outlook、キャリアメールなど)を確認してください。
メール検索の手順
- スマホのメールアプリを開く
- 検索窓(虫眼鏡マーク)をタップ
- Microsoft と入力して検索
過去にMicrosoftアカウントを設定していれば、 「Microsoft アカウント」から始まる件名のメールが複数届いていることがあります。
回復キーの入力を求められる画面には、ドライブの登録日が表示されます。 その日付と同じ頃にMicrosoftから届いているメールがあれば、 そのメールアドレスで登録されている可能性が高いと考えられます。
なお、初期設定をご家族が行っているケースも少なくありません。 親御さんやお子さんのスマホでも同様にメール検索を行い、 ドライブの登録日に、Microsoftからの通知メールが届いていないか確認してみてください。
手順4:パスワードを入力してください。
パスワードの入力画面に変わりましたら、パスワードを入力して、サインインボタンをタップしてください。
手順5:本人確認(コードの受信)
ご本人確認のお願い画面で、受信できるメールアドレスをタップしてください。
手順6:受信したコードを入力してください。
コードの入力画面で、メールに届いたコードを入力して、確認ボタンをタップしてください。
- パスキーについて
このコードを入力しますと、最近のモデルのスマホはセキュリティ機能でパスキーを作成しようとしてくれます。 - Microsoftアカウントに登録したメールアドレスがまだ不明の場合は、再調査する可能性もあり、パスキーを作成しないのがポイントです。
- デバイスによって画面が変わるため、画像は省略しておりますが、「パスキー」というキーワードはデバイスに登録するという意味です。
手順7:サインインの維持確認
「サインインの状態を維持しますか?」画面で、いいえ、をタップしてください。パスキーと同様で、他のメールアドレスを再調査しやすくなります。
手順8:BitLocker回復キーを見つけてください。
ドライブラベルと回復キーIDが一致するBitLocker回復キーを見つけてください。
メモした「ドライブラベル」とBitLocker回復キー画面に表示された「デバイス名」が一致することを確認してください。
万が一、”MicrosoftアカウントにアップロードされたBitLocker回復キーがありません”表示の場合は、別のメールアドレスを使ったMicrosoftアカウントにBitLocker回復キーが登録されています。他のメールアドレスでMicrosoftアカウントにサインインして再調査してください。一致するドライブラベルと回復キーIDが見つかるまでループ作業です。
※本記事のセキュリティ仕様に関する解説は、以下のMicrosoft公式情報を参照しています。
参考:Windows で BitLocker 回復キーを見つける - Microsoft サポート
2. 職場・学校用アカウントの場合
大学の生協で購入したパソコンや、会社から貸与されたパソコン、あるいはOfficeソフトを学校のアカウントで利用している場合は、上記の個人ページにはキーがありません。
職場・学校用の管理ページ(Azure AD)に保存されていますので、以下を確認してください。
それでも見つからない場合(重要)
「回復キー不要」をうたうソフトについて
インターネット上には「回復キーがなくても解除できる」「データを復旧できる」と説明されている有料ソフトが見受けられます。
しかし、BitLockerの仕組み上、回復キーが無い状態でソフトだけを使って解除することはできません。
また、コマンドプロンプトを使って回復キーを確認する方法が紹介されていることがありますが、 これはWindowsが正常に起動している場合に限って利用できる方法です。
Windowsが起動していない状態では、 回復キーを新たに確認したり、キーなしでデータを復旧することはできません。
実際には、回復キーがすぐに見つからないケースも少なくありません。 それには、登録時の状況やアカウントの違いなど、いくつかの理由があります。
たとえば、こちらの事例 【修理事例】BitLocker回復キーが会社のアカウントにない!個人用アカウントで見つけた解決実績 では、会社支給のパソコンであっても、個人用アカウント側に回復キーが保存されていました。
どうしても見つからないときは、一度落ち着いて状況を整理することが大切です。
それでも確認が難しい場合は、無理に操作を続けず、 専門家に相談するという選択肢もあります。
当社では、回復キーの確認状況を一緒に整理しながら進めるサポートを行っています。 これまで多くの「簡単に見つからない」をサポートしてきて、事例を把握しています。


BitLocker回復キーとは
BitLockerはWindowsに搭載されている暗号化機能です。そしてBitLocker回復キーとは48桁の数字のパスワードでして、Windowsのメンテナンス時やBitLockerがセキュリティ上の問題を検出したときの認証でBitLocker回復キーの入力を求めてきます。
BitLockerを自分でオンにした場合はBitLocker回復キーを紙やUSBに出力することもできますが、自動的にオンになった場合はMicrosoftアカウントにBitLocker回復キーが保管されています。
ちなみに、Windows11はセットアップ時にMicrosoftアカウントの登録をしないと使用開始できない仕組みになっています。そのセットアップ時にBitLocker暗号化が自動的にオンになり、BitLocker回復キーがクラウドのMicrosoftアカウントに保存されます。
MicrosoftアカウントのIDはメールアドレスです。自分が使っているメールアドレスなら携帯キャリアのメールアドレスでもフリーメールでも何でも使えます。まずはそのパソコンを利用したことがある全員のメールアドレスを列挙してみてください。
YouTube動画でも作業手順をレポートしています!
動画のほうが理解しやすい場合もあるかと思いまして、このページで紹介しております作業手順を動画にしてみました。
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Author : 齋藤 実
こんにちは!秋葉原で対面のパソコン修理(2023年6月で15周年)をしておりまして、パソコンに苦手意識があっても安全にお試しいただけれるトラブルシューティングを書きました。この記事がトラブル解決に役立ったなら幸いです。
ITトラブルの現場をよく知る専門性を買われて、All About、Biz コンパス、ウイルスバスターチャンネルといった専門色の強い大手 WEB メディアでも活躍中。雑誌やラジオへ出演したこともあり。情報セキュリティマネジメント試験(国家試験)合格。
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