Windows起動中に電源が落ちる、だんだん時間が短くなるトラブルをCPUファン掃除で直した修理事例

結論:電源が落ちるまでの時間が徐々に短くなる場合、原因はCPUファンの軸にホコリが絡まり回転停止したことによる熱暴走です。
一見きれいに見えても、エアダスターでファン内部のホコリを飛ばせば直ります。改善しない場合は部品故障のため修理が必要です。


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オレンジセキュアサービス株式会社

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TEL : 03-5823-1870

この記事の要約:Windows起動中に電源が落ちるトラブルの修理事例

  • 症状:Windows起動中に電源が落ち、再起動するたびに稼働時間が短くなる(例:30秒→10秒→5秒)。
  • 原因:一見きれいに見えても、CPUファンの内部(回転軸)にホコリが巻き付いて回転が停止し、熱暴走を起こしていた。
  • 診断:最小構成(マザーボード、CPU、メモリ、ファン、電源)で通電し、ファンの動作を目視および異音(チッチッチッという音など)で確認。
  • 解決策:分解せずとも、エアダスターの風圧でファンの隙間から内部のホコリを吹き飛ばし、回転を復活させる。
  • 注意点:掃除しても改善しない場合はファンやセンサーの故障のため部品交換が必要。電源が落ちるまでの時間が一定の場合は、メモリ等の別部品やWindowsエラーを疑う。

こんにちは、秋葉原でパソコン修理を行っているオレンジセキュアサービスです。

このページでは、「Windows起動中に電源が落ちてしまい、再起動するたびに、その稼働時間がだんだん短くなる」というトラブルの修復事例をレポートします。

実はこのトラブル、パソコンの内部を開けても「ホコリが見当たらず、きれいに見える」ことが多いため、原因の特定が非常に難しいケースです。

なぜホコリがないのに熱暴走していたのか? プロの現場で実際にどのような診断を行い、どうやって解決したのか、その全容を公開します。

更新理由:2026年01月27日
修理内容はそのままで、注意点などを追記&手順書ではなく、実績ということが明確になる表現をAIで編集(ドキュメンタリー化)しました。

  1. 修理事例:電源が落ちるまでの時間が「だんだん短くなる」怪奇現象
  2. プロの診断:一見きれいに見える「CPUファン」の罠
  3. 解決策:エアダスターによる内部清掃
  4. Windows起動トラブルでお困りの時は…

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修理事例:電源が落ちるまでの時間が「だんだん短くなる」怪奇現象

今回持ち込まれたパソコンは、「Windowsの起動中に電源が落ちてしまう」という症状でした。

実は、単に電源が落ちるといっても、その落ち方には大きな特徴がありました。再起動を繰り返すたびに、稼働できる時間がどんどん短くなっていたのです。

▼ 実際の症状の経過

  1. 1回目:デスクトップ画面まで進む(約30秒で電源断)
  2. 2回目:Windowsの読み込み画面で落ちる(約10秒で電源断)
  3. 3回目:修復画面が出ようとして落ちる(約5秒で電源断)
  4. 4回目:メーカーロゴすら出ずに落ちる(1秒未満で電源断)

まるでカウントダウンのように時間が短くなるこの現象。
これは「熱暴走(CPUが高熱になり安全装置が働いて強制終了すること)」特有の動きです。

起動直後はまだ冷えているので30秒もちますが、熱がこもったままだと次は10秒、その次は5秒……と、耐えられる時間が短くなっていくのです。

プロの診断:一見きれいに見える「CPUファン」の罠

CPUファンの画像
▲ 診断の結果、原因はこの「CPUファン」でした。
*画像はすべて当社のPCです。お客様の画面を撮影することは一切ありません。

熱暴走が疑われたため、パソコンの裏蓋を開けて内部を確認しました。

しかし、パッと見ただけではホコリがたまっているようには見えません。お客様も「掃除が必要だとは思わなかった」とおっしゃるほど、内部はきれいな状態でした。

▼ 隠れていた本当の原因

ここで私たちは、パソコンの最小構成(必要な部品だけをつないだ状態)で通電し、耳をすませて確認を行いました。

すると、「チッチッチッ」という極めて小さな異音が聞こえます。よく見ると、CPUファンが回ろうとしてピクピクしているものの、回転していません。

原因は、「ファンの回転軸(内部)に巻き付いた見えないホコリ」でした。表面はきれいでも、軸の隙間にホコリが入り込み、回転をロックしていたのです。

解決策:エアダスターによる内部清掃

原因が特定できたため、修理作業に入ります。

ファンを分解するのはリスクが高いため、今回は隙間から強力なエアー(風)を送り込む方法をとりました。ホームセンター等でも売っている「エアダスター」を使用し、軸の奥にあるホコリを吹き飛ばします。

【処置の結果】
詰まっていたホコリが排出され、CPUファンがスムーズに回転を開始しました。冷却機能が復活したことで、Windowsも安定して起動するようになり、無事に修理完了です。

もし掃除で直らなかったら?

ノートパソコンを放電している画像
▲ 原因の切り分け作業(放電診断)の様子

今回は「掃除」で直りましたが、もしファンが故障していたり、マザーボード上のセンサーが壊れていたりする場合は、部品交換が必要です。

「エアダスターを吹いてもファンが回らない」「そもそも自分で分解するのは怖い」という場合は、無理をせず専門家にご相談ください。部品故障かどうかの診断も含めて、私たちがデータを守りながら修理いたします。