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HP製PC自動修復を準備していますが終わらないときにセーフモードで起動する方法

HP製パソコンは自動修復が終わらなくてもセーフモードで起動できます!

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HP製パソコンの電源を入れますと、Windows11が起動せずに、自動修復を準備していますメッセージが表示されて終わらないというトラブルもあります。

ちなみに、Windows11のセーフモードは、自動修復を準備していますメッセージの続きの画面(Windows回復環境)からしかスタートできません。

そのため、自動修復が終わらないと多くのパソコンはセーフモードを試すことができないのですが、HP製パソコンは自動修復が終わらなくてもセーフモードで起動できる仕組みになっています。

セーフモードで起動しますと、外付けハードディスクといったUSB機器にデータのコピーができます。

データのコピーさえできれば、パソコンは新しく買い替えたり、何とかできるという方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、以下の構成でHP製PC 自動修復を準備していますが終わらないときにセーフモードで起動する方法をレポートします。

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作者の齋藤実の顔写真

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この記事は「パソコンが苦手な方でも安心してできるメンテナンス」を目指しています。

秋葉原で対面のパソコン修理(2023年6月で15周年を迎えることができました)をしておりまして、お客様よりお伺いする話から、これは試していただきたいこと、これはやらないほうがよいことなどをまとめた超入門編のトラブルシューティングを書きました。この記事がトラブル解決に役立ったなら幸いです!

ITトラブルの現場をよく知る専門性を買われて、All About、Biz コンパス、ウイルスバスターチャンネルといった専門色の強い大手 WEB メディアでも活躍中。雑誌やラジオへ出演したこともあり。

セーフモードの補足と注意点

HP製Windows11パソコンの画像
HP製パソコンは電源投入時にキーボードのF11を連打しますと、セーフモードがスタートできるWindows回復環境で起動します。

Windows11セーフモードは、トラブルシューティングを目的としておりまして、Windowsの基本機能だけという制限付きで起動します。

そのため、セーフモードで起動しても、エクセルなどのアプリを使うといった、通常目的のパソコンとしては使えません。

それとセーフモードで起動しても、いま起きているエラーが自動的に修復されるわけでもありません。

しかしながら、USB機器を認識できますので、外付けハードディスクなどへデータのコピーができます。

ちなみに、自動修復を準備していますが終わらないもそうですが、Windowsの処理が進まない、終わらないという原因のひとつに部品故障があります。

部品故障が原因ですと、時間の経過とともにどんどん悪化します。うんともすんとも言わなくなる前にデータを逃がしておきたいところです。

データが重要という条件で、Windowsの処理が進まない、終わらないときは、セーフモードで起動してデータのバックを取るというのがベストな初動処理かと思います。

バックアップが完了しましたら、パソコンを初期化してお使いください。

もしバックアップ後にWindowsのエラーを修復されたり、セーフモードでも起動できないときは、自動修復でPCを修復できませんでしたでWindows11が起動しないときの修復方法 をご確認ください。Windowsエラーのメンテナンス方法を包括的にレポートしております。

HP製PC 自動修復を準備していますが終わらないときにセーフモードで起動する方法

Windows11のセーフモードは、Windows回復環境というメンテナンスモードに収録されています。

HP製パソコンは電源投入時にキーボードのF11を連打しますと、ようこそメッセージが表示されて、Windows回復環境で起動します。

Windows回復環境で起動しましたら、詳細オプション、トラブルシューティング、詳細オプション、スタートアップ設定、再起動の順にクリックしてください。再起動後にキーボードの数字の4又はF4ボタンを押してセーフモードがスタートします。

セーフモードにかかる作業時間は、一般的に5分もあれば完了します。

  1. 電源投入時にキーボードのF11を連打してください。
  2. お待ちください(1分もかかりません)。
  3. トラブルシューティングをクリックしてください。
  4. 詳細オプションをクリックしてください。
  5. スタートアップ設定をクリックしてください。
  6. 再起動をクリックしてください。
  7. キーボードの数字の4又はF4ボタンを押してください。

電源投入時にキーボードのF11を連打してください。

キーボードの画像の画像

電源ボタンを押した後で、キーボードのF11を連打してください。この画面の続きからセーフモードで起動できます。

お待ちください(1分もかかりません)。

お待ちください画面の画像

お待ちくださいメッセージが表示されれば、Windows回復環境から起動しています。少しだけお待ちください。1分もかかりません。

もしお待ちくださいメッセージが表示されず、通常起動してしまった場合は、再起動してやり直してください。

トラブルシューティングをクリックしてください。

「トラブルシューティング」ボタンをしている画像

オプションの選択画面で、トラブルシューティングをクリックしてください。

詳細オプションをクリックしてください。

詳細オプションをクリックしている画像

トラブルシューティング画面で、詳細オプションをクリックしてください。

スタートアップ設定をクリックしてください。

スタートアップ設定をクリックしている画像

詳細オプション画面で、スタートアップ設定をクリックしてください。

再起動をクリックしてください。

再起動をクリックしている画面

スタートアップ設定画面で、再起動をクリックしてください。

キーボードの数字の4又はF4ボタンを押してください。

スタートアップ設定画面でセーフモードを選択する画像

再起動しましたら、キーボードの数字の4又はF4ボタンを押してください。セーフモードがスタートします。

セーフモードで起動しましたら、まずは外付けのハードディスクなどにデータのバックアップをとってください。

ちなみに、データさえ残せればOKという場合は、データのバックアップ後に初期化を行ってください。エラーの原因を取り除くより、初期化のほうが難易度はだいぶ低くなります。

万が一、初期化できないときは部品故障の可能性も出てきます。修理に出されたり、新パソコンの購入が次の解決策になるかと思います。