Windows11自動修復を準備していますループとは?
自動修復を準備していますは、Windows11に起動できないような深刻なエラーが発生したときに自動的に回復を試みるプログラムです。
ただ自動修復で行われるクラウド修復も含めまして、既知のエラーは直せるのですが、プログラムされていないような、想定されていないエラーは当然ながら直せません。
そのような自動修復では直せないエラーが発生しておりますと、自動修復を準備していますがループしてしまいます。
解決方法としてましては、システムの復元といった自動修復ではない方法でWindows11のエラーを直します。
ちなみに、Windows11に発生しているエラーは、簡単に修復できるケースもありますし、簡単ではないケースもあります。
ChatGPTの回答でも解決できないときは、質問の内容が悪いのではなく、エラーのほうが深刻と言いましょうか、現時点のChatGPTでは修復が難しいレベルとご判断ください。
このページはあくまでもChatGPTに相談して解決する方法になりまして、もし自動修復ループをすぐに直されたい場合は、”現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした。”黒い画面がループするWindows11起動トラブルの修復方法 をご確認ください。自動修復ループを直すために必要なすべての作業をレポートしております。


質問は”自動修復を準備していますループの修復方法を教えてください。”
ChatGPTへの質問は、”自動修復を準備していますループの修復方法を教えてください。”これだけと、とても簡単です。
ちなみに、スタートアップ修復 → セーフモード(とセーフモードで起動した後のコマンド操作sfcとdism) → コマンドプロンプト(bootrec) → 更新のアンインストール → システムの復元 → 初期化 という流れで修復方法を見出し+概要の形式で回答してくれました。
回答は、見出し+概要とざっくりですので、わからないことがあれば次の質問をします。たとえば”更新のアンインストールの具体的な手順を教えてください。”と入力してみます。
そうしますと、今度はWEB記事1ページ分の詳細(クリックする手順と注意点)な回答がありました。
このように修復方法の回答でわからないことがあれば、次々とご質問ください。
ネット検索より相談事は向いている
当社の記事もそうなのですが、多くの修復方法を細かく書きますと、情報量が膨大になります。文字が多く、読むのが大変という、記事に対するご意見も実際にいただいたりします。
ChatGPTは、見出し+概要の一覧を回答してきますので読みやすいですし、ざっくりでわからないことがあれば詳細を質問すれば深堀りできます。会話という性質上、困ったを相談するのにとても向いていると思います。
安全が配慮されていました
当社の記事でも、更新のアンインストール→システムの復元を一番最後に作業する手順でレポートしております。
ちなみに、スタートアップ修復、セーフモード、コマンドのsfc、dism、bootrecは、余計な変更がありません。
- スタートアップ修復は、エラーがある場合に修正します。
- セーフモードは、システムの変更は行いません。
- コマンドのsfc、dism、bootrecは、エラーがある場合に修正します。
システムの復元は、復元ポイントというバックアップ時の状態に戻すため、正常なプログラムも変更されてしまいます。これは余計な変更になり、悪化してしまうことも実際にあります。そのような理由でシステムの復元は最終手段です。
更新のアンインストールは、インストールした更新プログラムをアンインストールするだけという、無かったことにするだけです。ただ更新のアンインストールで改善しなかった場合は、エラーが他にあり、エラーとは関係のない修正を行ったことになります。リスクだけは残ります。
そのため、余計な変更のないスタートアップ修復、セーフモード、コマンドを作業してから、更新のアンインストール→システムの復元を作業します。
そこでChatGPTへ”更新のアンインストールをシステムの復元の前に行う理由を教えてください。”と質問したところ、”システムの復元は影響範囲が広く、リスクが高いため”という安全面も考えた回答が複数ありました。
*漠然とHowTo記事を要約しているのではなく、作業方針を決めてから、作業工程を要約しているような、深みのある話でした。
まとめ
私はパソコンの修理を行っております関係で、ChatGPTに相談して解決できないのでどうしましょう、という失敗のご相談しかありません。
そのため、興味を持つことがなかったのですが、どのような回答なのか疑問に思い対話してみましたら、安全な方法を考えた上で手順が設計されていましたのでビックリしました。
パソコンに苦手意識があってメンテナンスが不安でしたら、ChatGPTに質問しながらの修復を私はオススメします。


修復方法については、ChatGPTの回答は40点
私の評価では、修復方法についてのChatGPTの回答は40点/100満点です。
根本的な問題としましては、情報のソースになります。ChatGPTがどのような情報を信頼するかで、回答の精度がかなり変化します。
間違えた回答ありました
複数のコマンドが回答されている中で、chkdskコマンドがないため質問しましたら、SSD(ハードディスク)が故障していると悪化するため作業しないでください、という趣旨の回答でした。
*SSD(ハードディスク)が故障している場合は、電源を入れるだけで悪化しますので、スタートアップ修復でもセーフモードでも、何をやっても悪化します。chkdskコマンドに限った話ではありません。
*ChatGPTでは、chkdskコマンドとSSD故障が強く紐づいているような回答ばかりです。これは間違いです。
chkdskコマンドは、ファイルシステムという、プログラムやデータといったファイルを管理する仕組みのエラーを直します。エラーがなければ修正されず。余計な変更はありません。
表現を変えますと、ファイルシステムのエラーが原因で自動修復ループが発生している場合は、chkdskコマンドでしか直せません。さらにファイルシステムのエラーが原因の自動修復ループは珍しくなく、むしろ定番と言えるトラブルです。
間違えた情報で、直せる機会をなくしてしまうくらいでして、ChatGPTがどのような情報を信頼するかで、回答の精度がかなり変化します。
最新の情報がない
迅速なマシンの回復というクラウド修復がないため質問しましたら、チンプンカンプンな答えでした。
クラウド修復は2025年から提供された新しいメンテナンスのプログラムでして、ChatGPTではまだちゃんとした回答ができません。
会話としての精度で気になる点もありました
放電がないため質問しましたら、”自動修復を準備していますの画面が毎回出るのなら効果が薄い”というような内容で、作業しないでくださいというレベルではないのですが、作業しないほうが良い印象を受ける内容でした。
ただ実際のところとしましては、放電を試さないのは損なレベルです。
悪化するようなリスクがある場合は除きますが、どちらでもという判定なら、”気になるようでしたら試しても良い”みたいな回答もほしい(機会損失を予防するため)ところでして、会話としての精度も上がってくれることを期待します。
まとめ
このマイナス60点は、ある種の伸びしろです。補填することで、さらに良い答えを見つけられることになります。
もちろん、ChatGPTの回答が改善していくことを期待しますが、利用者の使い方で大きく変わるかと思います。
次の章で、マイナス60点をどのようにすればプラスにできるのか考えてみましょう。


ChatGPTを活用してWindows起動トラブルを修復する方法
自動修復に関する検索をいろいろと行いまして、上位5件までのサイトをあれこれと確認しました。ChatGPTの回答が一番とまでは言いませんが、トップレベルの内容なのは間違いありません。
パソコンに苦手意識のある方がネット検索しながら自分で情報を探されるなら、ChatGPTの回答レベルの作業にたどり着けないこともあるかと思います。
しかしながら、ChatGPTだけを頼ったのでは、マイナス60点を補填できません。
そこで、ChatGPTに軸足を置きつつ、ネット検索もされるという方法はいかがでしょうか?
たとえば、ChatGPTの回答には書いていない作業方法が、ネット記事に書いてあったとします。そのことをChatGPTに聞いてみまして、その回答をyahooなどのネット掲示板で聞いてみる、みたいなイメージです。
そうすることで、ChatGPTの回答に間違っていることがあれば把握できるでしょうから(マイナス60点を補填できるでしょうから)、パソコンに苦手意識があっても、より精度の高い作業ができるかと思います!


