Pc Repair

スタートアップ修復を繰り返す、失敗するの原因と対処法

スタートアップ修復を繰り返したり、失敗する…症状です

解決方法はシステムの復元です!

システムの復元

パソコンの電源を入れると、スタートアップ修復が勝手にはじまります。しばらく待っているとスタートアップ修復が無事に完了するものの…再起動すると再びスタートアップ修復を繰り返します。又は「スタートアップ修復ではこのコンピューターを自動的に修復できません」画面が表示され失敗します。これはどのような症状でしょうか?!

このスタートアップ修復は、自己修復機能です。パソコンに起動トラブルが発生すると自分で自分を直すために、スタートアップ修復を開始します。もしスタートアップ修復の画面を見たならもともと何かしらの起動トラブルが起きていたことになります。

そして、スタートアップ修復を繰り返す場合も、失敗する場合も理由は同じく、Windows やドライバといったプログラムが壊れています。これらのプログラムが壊れるなら、Windows アップデートで失敗した、ソフトウェアのインストールで失敗したというケースが多いのではないでしょうか。

ちなみに、スタートアップ修復では壊れたプログラムを直したり、消失したプログラムを復活させることができません。そのようなトラブルを解決する方法は「システムの復元」になります。このシステムの復元は Windows システムのバックアップであり、トラブルが起きる前の正常なプログラムに戻すことができます。

ここではスタートアップ修復を繰り返したり、失敗する場合のトラブル解決方法(システムの復元の作業方法)を注意点も含めてレポートします。こちらの記事は Windows7 の修復方法を書いています。Windows10、8 自動修復の失敗 はこちらからご確認ください。

  1. なぜスタートアップ修復で失敗するのでしょうか?!
  2. システムの復元でトラブル前に戻す手順
  3. 万が一、復旧できないときは…

なぜスタートアップ修復で失敗するのでしょうか?!

Windows XP でトラブルが起きた場合は Windows CD からコマンドを使って修復を試すしかありません。つまりパソコンに精通していない限り、トラブル=手も足も出ないというのが実際のところです。そして Windows7(Vista)はこのスタートアップ修復という自己修復機能が搭載され、XP 時代では解決が難しかったトラブルでも簡単に修復できるようになりました。

ところが「スタートアップ修復ではこのコンピューターを自動的に修復できません」という失敗が表示されたり、修復が完了したメッセージでも再起動後にスタートアップ修復を繰り返したり修復できません。これはなぜでしょう。

スタートアップ修復で自動的に行っている点検項目は多岐に渡ります。ちなみに Microsoft 社の情報によると、レジストリの破損、システムおよびドライバ ファイルの不足または破損、ファイル システム メタデータの破損、問題のある、または互換性のないドライバのインストール、その他、重要な部分をチェックし修復してくれます。

しかし、スタートアップ修復では壊れたプログラムを直したり、消失したプログラムを復活させることはできません。またアップデートやインストールが途中の状態で不具合を起こしている場合も直すことができません。これらに原因がある場合はスタートアップ修復で失敗します。

Windows が起動しなくなるような核となる設定ファイルやプログラムは、アップデート時に「システムの復元」というバックアップが保存されます。そこでシステムの復元で過去のポイントに戻せば、問題を起こしている設定ファイルやプログラムをトラブル前の状態に戻せます。なお、こちらの当社実績ブロクの記事「 「スタートアップ修復が失敗する」の起動修復 Win7 」では、システムの復元を実行し、システムが正常だった状態に戻すことでパソコンが起動するようになりました。

このように Windows やドライバといったプログラムが壊れている場合は、システムの復元からしか直せません。スタートアップ修復を繰り返す場合や、失敗する場合は、システムの復元から正常だった状態に戻してあげます。

システムの復元でトラブル前に戻す手順

スタートアップ修復を繰り返す、失敗する症状で起動しないときの対処法は「システムの復元」です。このシステムの復元はシステム回復オプション画面にあります。

もし「システム回復オプション」画面が表示される前に青い画面で停止する「 STOP エラー」が表示される場合は Windows DVD からしか作業できません。Windows DVD は画面が多少違いますので 「スタートアップ修復が停止する、終わらない」の原因と対処法 のコラムでご確認ください。こちら Windows DVD からの作業方法を書いています。

システムの復元は Windows プログラムのバックアップであり、復元ポイントからプログラムを元に戻します。注意点としては、近い日付のポイントから元に戻します。それでも起動に失敗する場合は、違う日付を選択してみてください。

システムの復元を実行する方法

「詳細ブート オプション」画面を呼び出します。パソコンの電源を入れてからキーボードの「 F8 」キーを何回か押します。具体的には、パソコン・メーカーのロゴが表示され → まっ黒画面 → Windows ロゴと流れますが、この「まっ黒画面」のときにキーボードの「F8」キーを押します。

「詳細ブート オプション」画面が表示されたら「コンピュータの修復」を選択し、キーボードの「 Enter 」キーを押します。

詳細ブート オプション

「システム回復オプション」画面が表示されたら「次へ(N)」ボタンをクリックします。キーボードの入力方式は「Microsoft IME」のままで大丈夫です。

システム回復オプション画面1

自分のユーザー名を選択し、パスワードを入力し、「OK(O)」ボタンをクリックします。

システム回復オプション画面2

セーフモードで起動しない場合、自動的にスタートアップ修復が始まりますので終わるまで待ちます。

スタートアップ修復

「スタートアップ修復ではこのコンピューターを自動的に修復できません」画面が出たら右上の「×」ボタンをクリックします。

「スタートアップ修復ではこのコンピューターを自動的に修復できません」画面

次に「システムの復元とサポートの詳細オプションの表示」をクリックします。

「スタートアップ修復ではこのコンピューターを自動的に修復できません」画面2「システムの復元」はここから呼び出します。

「回復ツールを選択してください」画面が表示されたら、「システムの復元」をクリックします。

「回復ツールを選択してください」画面

「次へ(N)」ボタンをクリックします。

システムの復元

「システムの復元」画面が表示されたら、まずは最新の復元ポイントを選択し、「次へ(N)」ボタンをクリックします。

システムの復元2復活しない場合は違う日付のポイントを試してみます。

「完了」ボタンをクリックします。

システムの復元3

「はい」をクリックすると、システムの復元の処理が始まります。

システムの復元4この次で修復の処理が始まります。自動的に処理が進み、終わるのを待つだけです。

この画面が表示されたら「再起動」をクリックし、無事起動することを確認します。

システムの復元5もし起動に失敗する場合は上記の日時を違うポイントに変更してみます。

その他、「システム イメージの回復」はイメージファイルというバックアップファイルを作成している場合のみ使えます。ただしシステムの復元とは違い、作成日の状態に Windows も「データもすべて過去に戻ります」(システムの復元の場合、データはそのままです)。また「Windows メモリ診断」はメモリという部品を検査します。「プログラムが終了しました」といった異常なエラーメッセージが表示される場合は試してみます。「コマンド プロンプト」はプログラムのようなコマンドを使って Windows を直します。起動トラブルを直すコマンドが数多く準備されているのですが、ITに精通していないと難しく上級者向けです。

システム回復オプション