CPU 使用率が 100% になってしまうため、メモリを多く積んでいても、高速な CPU でも、とにかくパソコンが遅くなります。通常なら 10分で完了することでも何時間とかかります。
そこで注意したいのは、インストールです。特にウイルス対策ソフトを使っていない方が駆除のためにインストールすると、とても時間がかかり「インストールできない?」と錯覚してしまうこともあるようです。また CPU ファンが高回転になり、常にパソコンから「ブォー」という音が聞こえるため、心配になることもあるようです。しかし、電源ボタンを長押しして強制終了をかけてしまうと、レジストリ情報が壊れてしまい、PCが起動しなくなることもあります。
とにかくあせらず、根気強く行うことが大切です。なお、インストールを行ったときは Windows の終了まで、必ず行ってください。もちろんスキャン中も強制終了は行わず、最後まで行ってください。
ウイルス対策ソフトで駆除できない場合の注意点
既にウイルス対策ソフトをお使いの方や、やっとの思いでインストールした方も、必ず駆除できるというわけではありません。そこで駆除できない場合は、フリーのスパイウェア対策ソフトをダウンロードし、駆除を試されるのではないでしょうか。上記と同じようにインストール&スキャン中は、強制終了せず、最後まで行ってください。また Windows の終了も必ず行ってください。
流れとしては、駆除ツールをダウンロードし、問題を起こしている根本の部分を駆除します。これで CPU 使用率やその他の異常が正常に戻ります。そしてウイルス対策ソフトで残骸を片付けます。その後でレジストリ検査も行えばより完全ですが、代替としてオンラインスキャンの検査を行って復旧を確認してください。オンラインスキャンは、他社メーカーのものを使います。
注意点としては、駆除ツールは星の数ほどあり、なんとなく使っても駆除はできません。またツール自体に不具合が含まれていて Windows が壊れてしまったというケースもあります。必ず症状にあったものをダウンロードし、使ってください。